10月19日(土)の『西なぎさ発:東京里海エイド』報告です!
気ままな秋空の晴れ間、爽やかにビーチクリーン活動を実施致しました。
参加者数は98名(内こども:17名)で、グループ参加は、江戸川区子ども未来館、エコー電子工業、大和総研、明治安田生命保険、イトーキ、NACS、東京電機大学ボランティア部らいふのみなさまでした。
ご参加、ありがとうございました!またお疲れさまでした!
今回は、江戸川区子ども未来館と葛西海浜公園パートナーズとのコラボ企画で、水生生物の観察会も実施致しました!盛況でした!!
漂着ごみのほうは、ぱっと見海岸沿いはゴミが少ないように思われましたが、いざ収集してみると粗大ごみも多く、夏の台風10号の名残を感じさせる状況でした。超大型ごみで、仮設トイレのタンクが流れ着いていたのには驚きました…。
収集した漂着ごみの内訳としては、下記のようなものがありました。
【漂着ごみ】
・総数:45リットルゴミ袋換算×9袋
【危険ごみ】
・使い捨てライター:1
・スプレー缶:1
・熊手(大):1
計:3個
【粗大ごみ】
・冷蔵庫扉:1
・敷物:1
・植木鉢:2
・弁当箱(大):1
・大ざる:1
・仮設トイレタンク:1
・折り畳みプラカゴ(大):1
・工事用ヘルメット:2
・角材類:5
・ビールケース:1
・塗装缶:1
・シーリングカートリッジ:1
・飲料ケース蓋(大):1
・冷媒配管カバー:1
計:20個
【漂着ごみ】
・飲料ペットボトル:118
・飲料缶:12
・飲料びん:18
・その他プラスチックごみ(ごみ袋×9袋分)
(内訳概要)
・硬いプラスチックの破片:多数
・ポリ袋・シートの破片:多数
・発泡スチロールの破片:多数
・ボール:2
・靴類:4
等々、でした。
ほんの短い時間でしたが、たくさんの漂着ごみを収集できた一方で、たくさんの水生生物も捕獲できました。
東京湾の漂着ごみの中で小さな生き物がしっかりと頑張って生きているのだと思うと、西なぎさをはじめ東京湾の海をきれいに保全しなくては…と思います。同時に、水生生物をはじめ葛西干潟を頼りとする様々な生物にとってクリーンアップ活動はとても有意義な活動であり、それに参加していただけるみなさまのご好意は本当に有難いと感じています。
西なぎさの様に数百万人を超える人工の都市で身近に生物多様性を感じられる場所は、他にはなかなかありません。
大都市で自然と共存している素晴らしさと漂着ごみの社会問題の二面性をリアルに体験できる貴重な場所です。
そんな場所ですが、人工干潟でもあり、ラムサール条約登録湿地でもあります。
四季折々の風景も望めます。
今後も西なぎさ発:東京里海エイドの活動は、様々なステークフォルダーの方々と共に考え、
共に行動することで、漂着ゴミの問題とを解決をし、地域活性化を図っていきたいと思います。
尚、今年度の「西なぎさ発:東京里海エイド」は、えどがわエコセンター、荒川クリーンエイド・フォーラム、
東京湾再生官民連携フォーラムの後援を受けて、葛西海浜公園パートナーズとの共催にてフィールド活動を実施しております。
助成金はセブン-イレブン記念財団からみなさまのボランティア保険で受けております。
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