6月15日(土)「西なぎさ発:東京里海エイド」報告!
6月15日(土)の『西なぎさ発:東京里海エイド』報告です!
爽やかな風が吹く晴れの日和の中、クリーンアップにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
またお疲れさまでした!!
参加者数は55名(内こど も:10名)で、グループ参加は、明治安田生命保険、エコー電子工業、イトーキ、大崎、東京電機大学ボランティア部らいふ のみなさまでした。
収集した漂着ごみの内訳としては、下記のようなものがありました。
【漂着ごみ】
・総数:45リットルゴミ袋換算×5袋
【危険ごみ】
・注射器:2
・スプレー缶:2
・ルアー:1
計:3個
【粗大ごみ】
・角材類(釘付きあり):8
・プラケース類:4
・ロープ:2
・乳母車タイヤ:1
・バケツ:1
・緩衝材:1
・物流用プラケース:1
・発泡スチロール箱:1
・薄鋼板:1
計:20個
【漂着ごみ】
・硬いプラスチックの破片:多数
・ポリ袋・シートの破片:多数
・発泡スチロールの破片:多数
・飲料ペットボトル:46
・飲料缶:14
・飲料びん:5
・ボール:3
等々でした。
活動中に荒川河口堰よりの草むらでヒバリが営巣していて、活動中にさえずりや親鳥の姿が観察されました。
ヒバリは餌を見つけた時や警戒心が高まった時など興奮状態であると頭の羽が鶏のトサカのようにピンと立ちます。
まわりに人が沢山いたので警戒していたのでしょうか…。
また西なぎさの浜にいろんな種類の魚の死骸が見受けられたのが印象的でした。
スズキ、イシダイ、ボラ、カワハギ、ミズクラゲ...。
それと相変らず荒川河口堰の土手にはタヌキの新しい糞が山盛りになっていました。
都心に近い位置にある西なぎさでは本当にたくさんの生き物が棲み付いていることを実感します…。
一方、やはり漂着ごみは減りませんね…。
東京湾は内湾です。漂着ごみのほとんどが川からの漂着したものです。公園内で捨てられたものや海を渡って海外から
漂着したものは、まずありません。
荒川や旧江戸川水域の首都圏に住む人たちの生活ごみがほとんどあったこととそれらのプラスチックごみが
粉々になって漂着していることについても、みなさん実体験をもって知ることができたのではないでしょうか?
今後も西なぎさ発:東京里海エイドの活動は、様々なステークフォルダーの方々と共に考え、共に行動することで、
漂着ゴミの問題とを解決をし、地域活性化を図っていきたいと思います。
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