7月20日(土)「西なぎさ発:東京里海エイド」活動報告!
長引く梅雨の晴れ間の開催でしたが、総勢77名の方々に集まっていただきました。企業参加はTOTOグループ、エコー電子工業、都市環境エンジニアリング、千住金属工業、出光昭和シェル石油、晴香園のみなさまでした。
収集した漂着ごみの集計がまとまりましたので、報告いたします。ごみの総数は、45リットルのゴミ袋で51袋分でした。(内、ペットボトル5袋分)そして、その主な内訳は…
【危険ごみ】
・注射器:3
・使い捨てライター:51
・ルアー:6
・スプレー缶・カセットボンベ:3
【粗大ごみ】
・オイル缶:1
・ブロックマット:1
・プラカゴ:1
・業務用プラカゴ:1
・スラスチックごみ箱:1
・木箱片:1
・発泡スチロール箱片:1
・塔婆:1
・冷媒配管:1
・フィルターパン:1
・養生シート:1
・清掃用具:1
・滑り止め用マット:1
【漂着ごみ】
・硬いプラスチックの破片:410
・ポリ袋・シートの破片:310
・飲料ペットボトルのキャップ:248
・発泡スチロールの破片:160
・タバコのパッケージ・包装:113
・飲料ペットボトル:83
・プラスチックのふた・キャップ:78
・飲料ビンの金属キャップ:74
・タバコのすいがら・フィルター:66
・食品のポリ袋(菓子など):62
・牡蠣養殖用豆管:40~50
・飲料びん:43
・プラスチックのふた・キャップ:40
・食品のプラスチック容器:34
・プラスチック・ボトル:31
・食品の発泡スチロール容器:28
・買い物レジ袋:23
・ストロー:21
・ボール:20
・ひも・ロープ:17
・飲料缶:14
・生活用品:11
・ガラスやせとものの破片:11
・飲料紙パック:9
といった状況でした。
(主要なゴミ抜粋/調査カードによる集計は今回収集した全体ではなく一部です。)
参加者数も多いせいか、漂着ごみがたくさん集まりました。西なぎさでは別の団体が海水浴体験を展開していましたが、彼らの設置するネットの外部は漂着ごみが多いのがなんとも違和感のある風景でした。
渚にはミズクラゲの死がいがたくさんありました。そのほかにもボラ、スズキ、クロダイ、ハクレンなどの死がいもありました。死がいではありましたが、この西なぎさに様々な生き物がいることを参加者のみなさんに実感していただけたかと思います。
今回もはじめてのボランティア体験した方が多くいらっしゃいましたが、蒸し暑い中での活動にもかかわらず、具合の悪くなる方もおらず、無事に活動を終え、良かったです。
葛西地区の干潟が昨年ラムサール条約登録の湿地となりましたが、ラムサール条約登録がゴールではなく、これからどのように稀少な都心の干潟を次世代につなげて護っていくのかが課題であると考えています。
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