10月28日(土)「西なぎさ発:東京里海エイド」活動報告!
台風21号影響で先週の活動が雨天順延になっていましたが、悪天気の狭間に活動を実施しました。
参加してくださった企業は、TOTOグループのみなさんでした。
参加者は常連精鋭の7名。いつもの活動よりもめっきり参加人数は減ってしまいましたが、さすが精鋭。短時間で収集したごみの総数は、45リットルのゴミ袋で22袋分でした。
そして、その主な内訳は…
【危険ごみ】
・使い捨てライター:90
・注射器:17
・ルアー:14
・スプレー缶・カセットボンベ:11
【粗大ごみ】
・リュックサック:1
・プラケース:1
・ポリタンク:2
・バケツ:3
・ペール缶:1
・材木&角材など:1
・発砲スチロール箱:1
・プラスチック焼け塊:1
【漂着ごみ】
・飲料ペットボトル:145
・飲料びん:100
・ボール:55
・飲料缶:50
・飲料ペットボトルのキャップ:50
・くつ・サンダル類:45
・硬いプラスチックの破片:40
・食品のプラスチック容器:30
・その他のプラスチックのふた・キャップ:30
・発泡スチロールの破片:18
・食品の発泡スチロール容器:15
・プラスチック・ボトル:15
・プラスチックのふた・キャップ:15
・タバコのすいがら・フィルター:13
といった状況でした。
(主要なゴミ抜粋/調査カードによる集計は今回収集した全体ではなくごく一部です。)
今回は、注射器の収集が17本であったことが特に驚きでした。1回の活動でこれだけ収集したのは、はじめてのことだと思います。全体の割合から考えると、大きな社会問題であり、根本的な解決方法を社会全体で探る必要がありますね。
また台風やゲリラ豪雨の後に、東京の生活圏のごみが一気に河川から海に流れ出る実態をもっと多くの方々に知っていただき、ライフスタイルの改善につながり、様々なごみのリュデュースにつながっていったらな、と強く感じました。
なぎさ橋から東なぎさを眺めるとはやくも冬鳥のスズガモたちが百数十羽程度渡ってきている様子がうかがえました。台風22号も接近していますが、これからの季節、冬鳥にとっては漂着ごみはとても有害です。少しでもたくさんの冬鳥が飛来する前にクリーンアップできたらと考えています。
西なぎさ発:東京里海エイドの活動は、今後もいろいろなステークフォルダーの方々と共に考え、共に行動することで、漂着ゴミの問題とを解決をし、地域活性化を図っていきたいと思います。
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