4月西なぎさ発:東京里海エイド活動報告!
4月の「西なぎさ発:東京里海エイド」活動報告です。
延べ35名のみなさんに参加していただきました。企業参加はTOTOグループのみんさま方でした。
また収集した漂着ごみの総数は、45リットルゴミ袋×14袋。
その内訳は…、
【危険ごみ】
・注射器:4本+部品1つ
・ルアー:1
・使い捨てライター:12
・スプレー缶・カセットボンベ:2
【粗大ごみ】
・お塔婆:14
・建材:2
・浮き輪:1
・発泡スチロール箱:1
【漂着ごみ】
・硬いプラスティックの破片:481
・タバコのすいがら・フィルター:147
・飲料ペットボトルのキャップ:123
・飲料ペットボトル:78
・ポリ袋・シートの破片:74
・紙の袋:50
・発泡スチロールの破片:39
・ストロー:33
・飲料ビンの金属キャップ:20
・飲料缶:20
・食品のポリ袋(菓子など):20
・ひも・ロープ:15
・飲料びん:12
・食品の発泡スチロール容器:10
・その他のプラスチックのふた・キャップ:10
・ガラスやせとものの破片:10
といった状況でした。(主要なゴミ抜粋です。)
今回の活動で嬉しかったのは、なぎさにコアジサシが飛来していたことでした。
オーストラリアやニュージーランドなど南半球から1万キロ以上も離れた場所から、西なぎさを選んで夏鳥として飛来してきています。
ここ数年毎年、西なぎさで営巣活動が観察できています。残念ながらカラスやドッグラン、ゲリラ豪雨や高潮の景況、さらにはモラルの低い公園利用者が原因と思われますが、一昨年と昨年は雛が育ちませんでした。
今年は営巣が成功し、雛が立派に育ってほしいものです。上空にもヒバリがさえずり、賑やかな春がやってきた感じになりました。
野鳥ほど目立ちませんが、渚の中でも活発に春のうずめきはあります。
アユやスズキ、ボラなどの稚魚やカタクチイワシたちがたくさん育っているのです。
実はそうした小魚をコアジサシが狙って西なぎさに捕食しに来ているのです。
都心と自然との共生、今後もともみなさまと護り続けていきたいと思います。
また今回は、熊本地区の大地震が気になるタイミングとなりました。
ご家族やご親戚、仕事の関係などで関わりのあるみなさまもおられたかと思います。心よりお見舞い申し上げます。震災時には、日頃の地域活動やNPO活動が功を奏すと言われています。
今後もみなさんと協力しあい、葛西臨海公園周辺の環境を整えていきたいと思います。
ご都合があいましたら、また気軽に御参加くださいます様、よろしくお願い致します。
追伸:
今年度のこの活動は、TOTO水環境基金とセブン-イレブン記念財団のみどりの基金の助成を受けて活動しています。
本日の活動の最後に、TOTO水環境基金の授与式がありました。ありがとうございます。(助成金額:14万5千円)
広報費、備品の整備、感謝の証明書作成・配布、地域のネットワークづくりに有効に活用させていただきたいと考えております。
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