カヌースラローム会場、公園隣地に決定!
論点は、『恒久施設の建設』か『仮設施設による運営』かへ。
ブラジルのリオデジャネイロで開かれているIOCの理事会は27日、2020年オリンピック東京大会カヌー・スラローム競技場を、環境への影響を配慮して葛西臨海公園から隣接地に移すと決定したそうだ。
(このほか、バスケットと馬術の競技も計画変更決定)
※NHKニュース参照
カヌースラローム競技については、公園隣地に移せば環境配慮したことになると思ったら大間違い!
周囲は汽水域であり、干潟に多くの生物が生息するから多くの野鳥だって生息しているのです。
さらにエネルギーの観点でも理不尽な事実が伝えられていません。
恒久的な競技施設を建設した場合、たった1台の揚水ポンプで費やされるエネルギーは、1年間で約80万kwh。コスト換算すると約1億4千万円です。もちろん施設は1台の揚水ポンプではまかないきれません。
今後、たった4日間のオリンピック競技に対して、恒久施設を建設するのか、仮設施設で運営するのがいよいよ論点となります。
東京をリ・デザインしていくためには、もっと俯瞰的でサスティナブルな発想ですすめていかなくべき。より多くの人に本質を理解していただきたく、問題点をシェアしてほしいです。
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