October 2014
2014.10.20
2014.10.19
2014.10.18
10月活動報告!
行楽日和の心地よい晴天に大勢の方々にご参加いただきました。
本当にありがとうございました!
先々週、先週と台風が日本列島を縦断しており、かなりの漂着ごみがあると気構えておりましたが、意外にも少なく、ホッとしました…。一方で、小さな漂着ごみをかなり収集することができました。
小さなごみは公園周辺に棲む小さな生き物たちにとっては、たいへんやっかいなものです。
また、これから晩秋と冬にむかって冬鳥であるカモたちがシベリアから飛来してきますが、
その数は数万羽にもなります。そして彼らが捕食するのは、貝類やベントスなどの水生生物です。
ですので小さな漂着ごみを収集することがいかに環境保全に役立つかご想像がつくことと思います。
今回、数多くの小さな漂着ごみが排除されましたので、たいへんよい環境が生まれたと実感しております。
漂着ごみの総数は、45リットル袋で15袋程度。
調査でカウントできたものは一部ですが、数の多い順から主なものを
紹介しておきます。、
【危険ごみ】
・注射器:4
・使い捨てライター:17
・スプレー缶・カセットボンベ:1
【一般ごみ】
・硬いプラスティックの破片:219
・飲料ペットボトルのキャップ:199
・食品のポリ袋(菓子など):146
・ポリ袋・シートの破片:143
・プラスチックのふた・キャップ:83
・ストロー:79
・タバコのすいがら・フィルター:58
・飲料ペットボトル:51
・食品のプラスチック容器:23
・飲料缶:17
・食品の発泡スチロール容器:16
・ポリ袋:12
・発泡スチロールの破片:10
【粗大ゴミ】
・バイク座席の下地ウレタン:1
また、みなさまからの感想を一部抜粋して紹介致します。
・細かいプラスティックの破片が砂に埋もれていくことで、
もう取り返しのつかなくなるのだなと思いました。
・自然な好きな人を増やすことで、さらに自然がきれいになることは
良いことだと思いました。
・達成感がありました。
・ビニルゴミが非常に多かった。自然にかえらないのですね…。
・吸い殻を捨てるのは、やめてほしい。
・日光から来ましたが、来てみてよかったです。
・なぎさも心もきれいになりました。
・天気も良く、気持ちよかったです!
ゴミが流れてついているものが多く、驚きました。
・たばこの吸い殻がなくて、マナーが良くなった?
(20年前と比べて)と思いました。)
「西なぎさ発:東京里海エイド」は23区内では珍しく、様々な立場の方々が
自主的に参加している市民活動であり、『協働』による環境保全活動です、
試行錯誤しながら運営している部分もありますが、今後ともよろしくお願い致します。
今年の今後の活動予定は、11/15です。今年最後の活動となります。
2014.10.15
西なぎさにトビハゼ!!
西なぎさにトビハゼが複数生息しているのを確認しました!
トビハゼは、東京都のレッドデータブックに掲載されている絶滅危惧種です。有明海に生息しているムツゴロウの仲間ですが、その体調は成魚で1センチちょっとと小さく、干潟の上をペタペタ歩いたり、ぴょんぴょん飛びまわりして、たいへん可愛らしい動きをします。
このへんの葛西地区の海沿いと河原の干潟に生息しているのが、トビハゼの北限生息地とされており、たいへんレアな水生生物です。
生息している場所の詳細は、絶滅危惧種なのでここでは表記できませんが、このへんでは東渚周辺でしかいないとされていたので、西なぎさに生息していたなんて、驚きです。人が自由に干潟に入れる憩いの場に生息しているのですから…。
「西なぎさ発:東京里海エイド」の活動を通じて、日頃も西なぎさのクリーンアップの一助をしている者にとって、こんなに嬉しいことはありません!葛西臨海公園・海浜公園は、本当に魅力的ですね。
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