雛から幼鳥へ・・・
2日間ほど強風が続いていますが、コアジサシの雛たちが心配で夕暮れにちょっと観察にいってきました。
やはり新しく誕生しているであろう雛たちは、強風のためなかなか巣穴から出てきてこない様子でした…。
時々ウミネコがコアジサシのコロニーを低く飛び回り、それを追い回す様にコアジサシの親鳥たちが後を何度か追いかける場面がありました…。ウミネコは雛か卵を狙っているんでしょうね…。自然の摂理で手も足も出すことはできませんが、いろんな過酷な条件のなかで無事に雛が育ってほしいものです…。
一方、強風の中、たくましく育っている雛を見つけました。おそらく西なぎさで最初に生まれたグループの雛だと思います。雛というよりはむしろ、もう幼鳥といったほううがいいかもしれません。立派に空を飛んでいますから…。
でも観察していると飛んでいる時間はごくわずか。羽の色もまだ産毛調の色合いのものが少し残っています。強風の中、じっと海を見つめながら何を考えているのでしょう…。
このくらいまで育てばあとは海にダイビングをして餌をr捕る訓練ですね…。9月初旬にまた南半球へ飛び立つまで西なぎさのリーダーとしてたくましく育ってほしいです。
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