台風による影響…
先日の台風による影響で、かなりの高潮でコアジサシの巣がかなり流されてしまいました…。
雛が誕生していたエリアにも潮が入ってきたと思わせる木片屑の跡があり、きっと雛も流されたのでは…懸念しています。
一方で、週末にコアジサシの雛を観ようとギャラリーはたくさん。でも私的にちょっと気になるのは、足元の漂着ごみ。ものすごいことになっていました。これらが再び海に戻ってしまったり、とかコアジサシの営巣エリアに飛んでいってはと想像するといてもたってもいられなくなってしまいました…。
ということで、西なぎさのテント脇からコアジサシの営巣エリアにかけてクリーンアップを2日間かけて実施してきました。昨日、土曜日にfacebookで呼びかけもしましたが、やはり昨日の今日では人が集まらず、公園サービスセンターの林さんと2人での実施tなりました…。
昨日は2時間弱。今日は4時間弱をかけて収集と撤収。軽トラックで6台分の漂着ごみとなりました。なかにはやはり危険ゴミである注射器も2つ拾いました。その一つは何とも針がむき出しのままのものも…。
コアジサシを観察していた何名か知り合いや仲間には漂着ごみ収集のお礼で声をかけていただきました…。こんなコミュニケーションがボランティアにとってはやり甲斐となり、モチベーションアップとなるものです。
漂着ごみの問題に焦点をあて、これを何とかすれば西なぎさでオモシロイ生態系の変化が現われる…と信じてやってきましたのでコアジサシの雛もそうですが、漂着ごみの問題にもみなさん関心をあてていただきたいものです…。
ともあれ西なぎさのテントエリアからコアジサシ営巣エリアまでは、しっかりクリーンアップしてまいりました。
月に1度だけ市民活動として「西なぎさ発:東京里海エイド」を実施していますが、今後はこうした台風後等の漂着ごみが多い場合に臨時で活動ができる様にしていきたいものです。
【コアジサシ営巣エリア付近の漂着ごみ】
【注射器も漂着】※足元に気づかずコアジサシ観察に夢中…
【漂着ごみの収集・撤収作業】
【漂着ごみ撤収後】
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