なぎさの眺望
引き続き、春の嵐後の西なぎさ。
でも今日はさわやかに晴れました。漂着ごみの具合はというと、あまり増えていませんでした。一輪車1杯弱ほどでした。
一方で、春の嵐後に西なぎさ沖に今年の冬に設置されたヒビの柵が浜に100本以上漂着したそうです。数千万円のお金をかけてやった工事の一部がすでに流されてしまったというわけです…。都はこのあとどうするつもりでしょう。間違ってもお金を再びかけて修繕などしないでほしいものです。
おまけに沖にヒビの柵は景観を損なっていると感じています。かつて干潟に出ると東京湾の水平線が見えてノビヤカナ視界が広がっていたのですが、現在では柵がそれを邪魔しています。
沖に帆船が来ているのも気が付かない人も多かったのではないでしょうか?
環境保全については様々な考え方がありますが、せっかく人工干潟が育ってきているのに、一部の方々の意見で、西なぎさを閉鎖的に囲ってしまうような状況ははっきり言ってよくないと感じます。
公共性の高いコミュニケーションがあって、プロセスを踏んで公共の場を改善していってほしいと思います。
水辺の自然は生物多様性の観点でたいへん貴重なものです。特に都会においては…。
普段の管理もできないでおいて、施設だけ設置していくような公共工事は見直したほうが、いいですね。
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