3月『西なぎさ発：東京里海エイド』活動報告

17日が雨天であったため、18日に順延となった『西なぎさ発：東京里海エイド』の活動報告です。

参加人数は全員で32名。企業参加は、TOTOエンジニアリング様、TOTOメンテナンス様、TOTOエムテック様、リコージャパン様の4社。そのほかはスポーツカイトの活動をされている方々等が参加してくださいました。

まだ春一番も吹かず、南風がほとんど吹いていないため、漂着ごみは少なかったです。そのため参加してくださった方々と小さなプラスティックのごみを多く拾うことがでしました。

漂着ごみの全体としては、40リットル袋で14袋弱と少な目でしたが、なかには注射器やガラスの破片などの危険物もあり、クリーンアップすることで渚の保全の一助になったことと思います。

また本日は、日本野鳥の会のＯさんが、応援でデジスコを担ぎ歩いて参加してくださり、ミニ自然観察会をしてくださいました。クリーンアップの途中でハジロカイツブリの群れが小魚を捕食している様子に間近で見ることができ、感動！多くの方々がデジスコを覗いていました。

沖にはスズガモの群れが数百羽いました。来月にはシベリアのほうに渡ってしまうので、この活動としては今月が見納めですね…。スズガモの生態についても説明があり、みなさん熱心に聴いておりました。

今後も『西なぎさ発：東京里海エイド』は、11月まで毎月第三土曜日に実施していく予定です。
都心では珍しく誰でも気軽に参加できる環境保全を主体とする市民活動です。今年も夏にはコアジサシの故郷になるように、みんなで環境保全を続けていこうと思います。よろしくお願い致します。