2020年東京オリンピック:さて葛西臨海公園は…?
本日、2020年夏に東京オリンピック・パラリンピック誘致を目指す招致委員会が都庁にてIOCに申請ファイルを期した開催計画を発表したという…。(日経WEB:版東京、「都心五輪」で招致…参照)
2016年夏の東京オリンピック招致計画の時は、葛西臨海公園がそのカヌー(スラローム)の会場とされ、公園の3分の1以上が削り取られる様な無謀な計画で、環境破壊であるとして物議を呼びましたが、果たしてこのほどの2020年の計画はどうなんだろう…。ふと心配になりました。
いろいろ調べてみましたが、あまりはっきりとした計画が現時点(2月16日)ではありませんね…。
ただし、東京都のホームページ内の「2020年の東京」のWEBサイトに><「2020年の東京」への実行プログラム2012>があり、その中の目標8に“誰もがスポーツに親しみ、子供たちに夢を与える社会を創る”というのがあり、そこに概ねの会場計画が掲載されていました。
会場は大きく①神宮地区、②駒沢地区、③武蔵野の森地区、④臨海地区とあり、小さな地図に会場として計画しているであろう場所に星印が記載されていました。
それをよく見る限りでは、葛西臨海公園はオリンピック会場として計画には入っていなさそうである。ちょっとホッとしました…。でもどう寝返るかまだわかりませんので、具体的な計画発表がされるまで、やはり公園を愛するものとしては目を光らせておかないと…と思いました。
東京23区内にある貴重な干潟。
1000万人を超える人口を持つ都市で、こんなに身近に干潟や生物多様性を楽しめる場所は、世界中どこを探してもおそらくありません。大切にしたいものです。
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