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August 2011

2011.08.28

コアジサシ巣立ち…

110827すっかりコアジサシのコロニー周囲に囲われていたカラーコーンの柵もなくなってしまいました…。
まだ若干渚側でコアジサシの鳴き声がきこえるものの、なんか寂しくなってしまいました…。
思えばあっというまの巣立ちでした。また来年も営巣し、可愛い雛たちが育ってくれるといいですね。


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2011.08.27

ホシゴイサギの幼鳥

110927野鳥園内の観察窓のすぐ下の水路のところで、ホシゴイサギの幼鳥が懸命に小魚を捕食しようとしていました。
でも餌をとるのがとっても下手…。しばらく観てシャッターチャンスを狙っていましたが、あまりにも捕るのが下手で耐えられなく退散…。餌をGETした瞬間は写真は撮影できませんでした…。

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オサガメの死骸漂着…

昨日の豪雨で、漂着ごみが多いだろうと予測し西なぎさクリーンアップに出向きましたが、意外に漂着ごみは少なかったでした。水の中はあまり収集しませんでしたが、90リットルのゴミ袋×2、45リットルのゴミ袋で1、といったところでした。相変わらず、注射器も収集しました。

なぎさ沖の海の色は泥色に変化してましたので、今後南風が吹けばいっきに漂着物が増えるものと予想されます…。

ところで、今日は超レアなものが漂着していました。なんと!オサガメの死骸…。たいへん痛々しいものでした。ロープで身体を縛りつけられていました。公園サービスセンターの方による情報ですと、お腹側が切られた跡があるとのこと。大きさは1メートル50センチを越えるものでした。

いずれにしても人為的に何かが施され捨てられた死骸のようです。そもそもオサガメは南洋の海に生息する海ガメ。希少種でもあり、生態の詳細はわかっていません。こんかいの死骸の漂着は、ワシントン条約にも触れる様な行為で捨てられた可能性も高く、ちょっと残念ですね。
(参考:WEB Wikipedea)

どのような経緯で漂着したのか知りたいところですが、29日の月曜に専門のNPOの方が調査し、処分する予定になっているそうです。今後はこんな傷ましい死骸が漂着しないことを祈ります。
 
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↓オサガメの死骸
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2011.08.20

8月の「西なぎさ発:東京里海エイド」活動報告

「西なぎさ発:東京里海エイド」の活動報告です。

猛暑が一気に和らぎ、クリーンアップにちょうどいい天気であったものの、漂着ごみの量が多く、いつもより参加者のみなさんに長い時間お手伝いいただいてしまいました。

でも、どなたもけがもなく活動を無事終えることができました。今回は、最も漂着ごみの量が多かったでしょうか…。全部で、90リットルのゴミ袋×8袋、45リットルのゴミ袋×27袋とその他粗大ごみとなってしまいました。その量は軽トラックの荷台目一杯分です。

かなりの量の漂着ゴミを片付けたせいか、参加者のみんさん、充実感を顔に浮かべさせておりました。
きっと西なぎさのコアジサシ達もきっとお礼を言っていることでしょう…。

活動の途中に、生態工房のSさんに自然漂着物のミニ講義とコアジサシの雛観察でお世話になりました。
こちらのほうもみなさん熱心に耳を傾けておりました。

ご協力いただいたみんさん、本当にありがとうございました。
来月は17日(土)の実施予定です!

下記に、参加者の感想と、漂着ゴミの調査実績(多いもの種別)の抜粋を掲載しておきます。


【参加者感想】
・本当にいろんなゴミが落ちてあってびっくりしました。
・ゴミ拾いの後はきれいになって気持ちがよかったです。
・以前に来た時よりたくさんのゴミで大変でしたが、充実した半日でした。
・これだけのゴミがあるということは、ゴミを出さない様にしないといけないと
 思いました。
・消火器から身近なものまでいろんんあゴミがあり、驚きました。
・20人弱もいれば、こんなにもゴミが集まるんんだという事でも驚きました。
・流れ着いてはいけないものがたくさん流れ着いていた。
・鳥がいたところには、ペットボトルがたくさんあった。
・離れて見るときれいにみえるけど、近くに行くとたくさんゴミがあり、
 ライターなどがたくさん落ちていた。
・バケツ、苗木ポットがとても多く、なぜ?かと思います。


【漂着ごみ統計】
・ふた・キャップ:812
・硬いプラスチックの破片:734
・ポリ袋・シートの破片:530
・ペットボトル:288
・飲料びん:222
・食品の発泡・プラスチック容器(弁当・カップめんなど):151
・食品のポリ袋(菓子など):133
・食品トレイ:119
・使い捨てライター:119
・買い物レジ袋:101
・苗木ポット:99
・ボール類:72
・その他のポリ袋(食品・農業用以外):46
・発泡スチロール破片(小:1cm2未満):42
・発泡スチロール破片(大:1cm2以上):35
・飲料紙パック:33
・生活雑貨(筆記用具、かばん、タオルなど):32
・荷造り用ストラップバンド:22ストロー(マドラー含む):30


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2011.08.16

観ていて飽きないコアジサシ

西なぎさで、コアジサシがコロニーをつくり雛が育ち賑わっていることは周知の通りですが、そのコアジサシの雛たち、時間を忘れてみて観入ってしまって飽きませんね…。いくつか写真で紹介しておきます。

Img_1169よちよち渚脇の浜を徘徊する雛






110731草むらのあちこちに雛が
隠れています…。





11080602へっぴり腰で
水に慣れようとする雛





11080603兄弟、海を眺める…。






11080604親鳥は天敵が目につく場所に
雛たちがいるので心配…。





11080605大きくなりましたが、まだ
餌を親からせがんでいます。





110806コアジサシの落し物






110814飛来の練習をはじめた幼鳥も
います。





11081401_sダイビングの練習も勇気を出して
はじめようとしています。





11081400_2顔の2倍以上もある
小魚を食べようとする雛!!大丈夫!?




11081402_3もがきながら呑み込んだものの
魚の尻尾がまで見えている…。
親鳥は心配そう。




11081404_2胸やけしているみたい…。






11081405_2大食したのに、親鳥は再び
求愛給餌を…。





11081406_2再び餌を…。
ちょっとピッチが速いのでは!?





11081407仲間5羽で干潟で遊ぶ…。
大分おおきくなりました。





みんなあと数週間で、南半球に飛び立つのでしょうね…。
がんばって無事に育ってほしいものです。
 

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2011.08.13

猛暑の中、ひき続き漂流ゴミ収集

世間はお盆休みに突入しましたが、猛暑の中、西なぎさのクリーンアップをしてきました。
関東地方北部での豪雨の影響もあり、漂着ごみはものすごい数がありました。

ちょっと熱中症気対策しながら実施しましたので、4時間程かかってしまいましたが、なんとか延長500mのなぎさの水辺を清掃し終えました。

集めた量は90リットルのごみ袋で6つ強と粗大ごみが10個くらいでしたでしょうか…。途中一輪車でも引き上げるのが困難だったので、砂浜上の邪魔にならないところに置いておきました。

やはり今週も注射器や電球などを拾いました。スプレー缶や薬剤なども...。なぎさでは素足では遊ぶのには危険ですので注意が必要です!こどもたちは夏休み中ですので、特に注意を!


↓たくさんの漂着ごみ     ↓愛鳥家≠自然保護派の構図
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↓さまざまな生活ごみが漂着…
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↓タイヤ              ↓注射器
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↓電球              ↓スプレー缶&グリース
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↓粗大ごみ(家具の一部?) ↓清掃後
11081301_211081300

さて、来週の8月20日(土)は、市民活動としてのクリーンアップを行います。
「西なぎさ発:東京里海エイド」の活動です。
たいへんな猛暑の中ではありますが、一緒に汗をかいてくださる方、なぎさのコアジサシたちのためにもよろしくお願い致します。

「西なぎさ発:東京里海エイド」の詳細の案内は下記のロゴをクリックしてご確認いただきます様、よろしくお願い致します。

Logo_tokyo_satoumi_aid00


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2011.08.06

豪雨後の漂着ゴミ量、増加…。でもたくましいコアジサシ

豪雨が関東圏内のあちこちで続いているせいか、漂着ゴミがものすごい数になっています。
営巣して雛の誕生ラッシュとなっている西なぎさでは、コロニーのすぐ脇でも漂着ゴミがたくさん…。

特に潮だまりの西端はむごいことになっていました。なぎさ脇にたたずむコアジサシの群れのそばには漂着ゴミがいっぱい。片づけるのにかなりの時間を要しました。

無事に人工的な無機物のゴミを中心に取り払っておきました。なぎさ全体では、90リットルのゴミ袋で3つ半と粗大ごみが複数収集。不届きなごみとしては、注射器、ポリタンク、車のシートの肘掛パーツ、植木鉢、使い捨てライター、スプレー缶、大人の玩具など多数…。

びっくりしたのは、今日は広島原爆が投下された日でもありますが、戦没者慰霊の供養のお札も偶然にも拾いました。ゴミとは分別しておきましたが、悲しいことです…。

また今回は、なぜかメロンの食べカスがかなり漂着していました。川辺で花火大会かBBQで集団で食べたモノを流してしまったのでしょうか?困ったものです。


さて、きれいになった渚でコアジサシの群れをよく観察していると、もう大分大きくなったコアジサシの雛が数羽いることに気づきました。さらにじっと観ていると、コアジサシの雛たちが群れの前で、海の水に慣れようと必死になっている様子が伺えました。

はじめは脚を濡らし、次に水辺で羽づくろい、そしてなぎさに顔を突っ込む練習…。そんな動作を群れ全体でみまもっているのです。群れの中には、まだ親鳥から餌をもらう小さい雛もいましたが、果敢に水辺で海に慣れようとしている兄貴分の雛をちらほらみている感じに見えました。

後日、それらの様子の写真をアップしておこうと思います。


↓コアジサシの群れと漂着ゴミ ↓漂着ゴミ清掃後
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