西なぎさ~震災前後の比較~
東日本大震災の際に西なぎさでは液状化が発生し、干潟全体が沈下した感覚であったので、大潮に近い本日、1年前との比較写真を撮影してきました。
左の写真が昨日(5月2日)の写真、引き潮後10分経過くらいの撮影です。比較対象の写真は、アングル的にはほぼ一緒ですが、引き潮の時間の加減がズバリではありません…。
結果的に比較写真ではわかりすらいじょう状況になってスミマセンが、フィールド感覚的に若干の変化について、3つほど再確認&発見ができました。
ひとつ目は、引き潮の引き加減に大きな差があらわれなかった点
(しかしながら、約20~30m程度は小さくなった感覚です。と言うことは、沖のほうで20センチくらい局部的には沈下したということでしょうか?…)
もうひとつは、奥にある荒川の護岸整備の岩が大きく沈下している点です。
みっつめは、砂の干潟にすこし泥分が多くなった点です。ぬかるみが大きいところがありますので…。
ふたつめ点について、わかりやすい別アングルのアップの写真をマークつきで掲載しておきます。ボコっと局部的に沈下しているのがわかると思います。沈下しているため、現在荒川側の護岸は立ち入り禁止となっています。
干潟の形も若干変化したせいか、渚を観察していると、いつも荒川の護岸側に有機系の浮遊ゴミが集まりやすかったのですが、公園サービスセンターの監視建屋前あたから東側にかけて、浮遊ゴミが集まりやすくなった気がします。
でも、全体的な地盤沈下が懸念されていましたが、大々的な打撃ではなかった様子です。例年の様に、アジサシやコアジサシがなぎさ上空で群れて飛んでいますので心配ない印象ですね。まずはホッとしています。
再び、変化に気づきましたら情報をUPしていきたいと思います。
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