液状化のなごり?
本日は大潮。11時ごろが干潮時に近い時間の状況で、干潟に出てみると液状化した跡が見受けられました。
干潟の下から泥が湧きあがった様子で、茶色っぽい泥分が表面に溜まっていました。また、その様な色をした場所を歩こうとすると、足首以上まで簡単に潜ってしまい、ドロドロになってしまいます…。田んぼの様な状態。
公園サービスセンターに尋ねてみたところ、やはり3月11日は、水辺でボコボコと液状化があったとのこと。またこの土地は埋立地なので、メタンガスも発生したそうです。すぐお隣は夢の島ですから、この辺も一時期はゴミで埋立てられたのでしょうね…。
反対隣の浦安市も、現在も液状化でたいへん苦労されていますが、やはり大きな揺れであったことには間違いないのでしょう…・。普段は干潟の砂紋がはっきりとあらわれますが、泥分が多く鈍いハイライトの砂紋の様に見えました。
気になるのはこのヘドロに近い泥の噴出は、生態系に影響がないものなのでしょうか…。少し心配です。公園が完成し、20年以上が経過し、豊かな生物多様性となってきていますので…。
でも干潟にいる海鳥たちはいつもの様子でしたし、見た目には大丈夫そうです。しっかりとした砂地盤の干潟に戻る様、自然回復力に期待したいですね。
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