水族園/改修問題の記事
葛西臨海公園の水族園のインフラが老朽化し、2020年には大改修の必要性がある記事が、日経新聞に載っていました。
開園から20年が経過し、配管やろ過装置などの老朽化が進んでいる様子で、来年度あたりから改修の設計がすすめられるそうです。海水を扱った施設ですから、インフラの傷みも早いのでしょう…。
当初の設計は、建築家:谷口吉生氏の設計で、同氏は同じ公園のクリスタルビュ―の設計者でもあります。
マグロの水槽も改修の対象なのでしょうか?詳細の記事は出ておりませんでしたが、そうなると120匹のマグロの大引っ越し作業が発生するわけですね。たいへん大掛かりになります。いっそ食べてしまったほうが…なんて提案したら、きっと非難ごうごうでしょう。
改修費用は数十億~100億円かかるというからビックリです。マンションの様に、中長期修繕計画を立案し、入場料等でみたてた事業計画を立てていなかったのでしょうかねぇ…?
やはり記事には、詳細不明で公共コスト面がどのように扱われるかが心配です…。
他にも全国の水族館にも同様なことが懸念されている様子です…。「自治体財政を圧迫」なんて小見出しがありますが、地方自治体自身にも、この時代には他人事でなく事業を運営する事業主感覚が必須です。
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