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June 2010

2010.06.27

梅雨で雨量増加で、漂流ゴミも増加

雲が多い曇りの天気。潮が引いていたせいもあり、多くの人がすでに干潟に出ていました。

そんななか目についたのは、いつもと違い砂の色が茶色かったのが印象的でした。梅雨で雨が続いていた為、河川から関東ロームの土が大量に流れてきたように思えます。

漂流ゴミも案の定、ビニル系のものが大量に水辺に浮いていて、レジ袋がそのままの姿でたたくさん有りました。砂浜上部には葦ワラと混ざって小さなプラスティック破片が大量にありました。

砂浜上部のほうは、熊手で掻き集めたあとと軽トラックの轍のあとがありましたので、恐らく昨日から、公園側でゴミを収集している状況でした。

そこで、潮が引いていることもあり、軽トラックの及ばない範囲である水辺を中心に漂流ゴミの収集をすることにしました。守備範囲が広いせいもあって、あっという間に一輪車いっぱいに…。

ちょうどタイミングよく公園側でゴミを収集している軽トラックと出会い、一輪車のゴミを荷台に積んでくださり、2杯めの収集活動へ。最終的に2杯目は6割程度の量となりました。

これからの季節またどんどん漂流ゴミが増えてくように思えます。ちょっとした雨量の増加と風向きで漂流ゴミが増えますので、このほかに湾内に海底をはじめ、どんなにゴミが落ちているか計り知れないです。

まぁ諦めずにコツコツと今できることを、確実にすすめていくしかありませんんが、根気との勝負ですね…。

帰りのランニング中に水上バス乗り場近くで見かけた、浜木綿が強い風の中、綺麗に咲いているのが印象的でした。

↓漂流ゴミの実態        ↓漂流ゴミ:レジ袋が目立つ
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↓1杯めの漂流ゴミの状況   ↓1杯目は軽トラに・・・
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↓漂流ゴミ収集前        ↓漂流ゴミ収集後
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↓2杯めのゴミ          ↓公園管理の収集作業
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↓アフリカ浜木綿
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2010.06.19

梅雨時の天候不順でも活動!

今月の「西なぎさ発:東京里海エイド」の活動報告です。
梅雨入りして梅雨前線がだいぶあばれて、めずらしく天候不順で、天気予報もはずれ気味…。

実際、梅雨まっただ中のこの時分、梅雨前線付近の天気予報はたいへん難しいそうです。本日の活動も、レーダーによる雲の動きをインターネットでみて最終的に判断しましたが、この時期の運営は、連絡を取り合うのがたいへんです…。

そんななか、前日の大雨のせいもあって、やはり何組かの参加キャンセルが出てしまい。全員で5名の活動となりました。

しかしながら先月も来ていただいた佐川急便さんチームから3名参加していただきました。たいへんありがたいことです。本日の朝8時の活動の判断まで連絡をお待ちいただき参加してくださいました。活動の途中小雨がいったんぱらつきましたが、黙々と清掃活動を熱心に続けました。

終了時には西なぎさ上級だけ青空がみえはじめましたが、本日参加のみなさまにはホント頼もしく感じました…。

さて、フィールドで収集した漂流ゴミの集計で、主だったゴミは、
1)袋・シートなどの小さな破片:284
2)プラスティックの細かな破片:172
3)フタやキャップ:58
4)食品のポリ袋:22
5)ペットボトル:17
6)シャンプーや洗剤などの容器:14
7)弁当等の食べカス:10
 →これはあきらかに公園内でのマナー違反ですね。
8)使いきりライター:10
8)木製品:10
といった具合でした。また、大きい物で、なんと、じゅうたんが1枚流れ着いていました。
それに軍手が本日は意外と多かったです。バーベキューが終わったあとの後始末不足なのかもしれません…。

収集量は、普段の週末よりも多めの収集量で一輪車1杯半分収集できました。

来月は17日(土)の実施予定で、いっそう蒸し暑さが増しそうですが、頑張って実施していこうと思います。

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2010.06.17

カワセミを狙うアオダイショウ

湿地の奥でコサギが懸命に捕食している手前でカワセミが二羽がじっと羽を休めています。そのカワセミを狙って水面を泳ぎ真下まで近寄るアオダイショウ。

狙われたカワセミは、ギリギリ気づいて逃げて飛び立ちます。カワセミの焦りが飛び立ち方で伝わってきます。
映像が小さくて見づらいかもしれませんが、身近にある自然の意外な生態系の一幕です。

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2010.06.14

カワセミ2羽、幼鳥でしょうか…

昨日ですが、比較的近くでカワセミを観察できました。
鳥類園内バードウォッチングセンター傍の水門近くの観察所からです。風が強いため、風を避けるようにしていました。

はじめは1羽で懸命に獲物を捕っていましたが、なかなか捕れません。何回かして獲物をゲットし、羽づくろいして休みはじめました。シャッターチャンスを逃してしまいました。ホンノ数メートル先だったのに残念です。

しばらくすると、もう一羽現れ、なんと2羽に…。

2羽同時に観察できるのは初めてです。良く見ると羽がまだ鮮やかないろではないし、どうやら2羽とも春に生まれた幼鳥の様子ではないでしょうか?

遠くにはコサギが夢中になって水辺の獲物を捕食しています。絵になる風景です。非常にのどかな感じでしたが、この後すぐ、ヒヤリとする事件が!起きます!

解像度は悪いですが、なんとかその様子を動画で撮影出来ましたので、近日中にUPしたいと思います。

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2010.06.13

増えてきた漂流ゴミ…

本日の漂流ゴミ収集の釣果です。風が強くいろんな漂流ゴミがありました。

ペットボトルとビニル系ゴミが多くありました。スプレー缶もいつもより多め。プランターのポットやコンビニ弁当屑も多かったです。また、細かなゴミは拾いきれませんでした。砂の中に大分埋まった建材ゴミも多くありましたが、道具がなく掘り起こせなく断念しました。

潮がひいていて早くから多くの方が磯遊びをしてました。防波堤沿いで小さな兄妹が熱心にカニを捕まえて楽しそうに遊んでいました。小さな岩をごろんと転がすとウヨウヨといることを教えると、一生懸命になって少し岩を次々と転がしてキャッキャと楽しんでいました。頼もしくもカワイかったです。

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2010.06.07

可哀そうな花…

どうしてこんな名前がついてしまったの?思うのが、オオイヌノフグリ。WEBでしらべてみると、まさに形が似ているらしいですが...。小さく色も下品なものではないのに、花にとってしてみれば可哀そうなものです。

また、よくよく調べてみると、どうやら「コイヌノ…」や「イヌノ…」もあるみたいで、よくもまぁ、命名者は何を考え、識別したものかと思います。

可哀そうな花といえば、オオキンケイギクも然り。外来種で繁殖力が強い為、現在は栽培・譲渡・販売・輸出入などが禁止となっているそうです。鮮やかで真っ黄色に咲く花には罪もありませんが…。

今週は、他はヒルサキツキミソウが咲いていたのと、グミの木とビワの木に実がなり始めていました。


↓オオイヌノフグリ         ↓オオキンケイギク
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↓ヒルザキツキミソウ       ↓グミの木
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2010.06.05

命名:コボラサシの捕食ショウ

100605今朝は雲が低く、少し肌寒い天気。天気予報では夕方には雨が降るらしい…。潮はほぼ満潮にちかい状態。
ひと気が少ないせいか、コアジサシの群れが波打ち際まできていました。よくみるとすぐそこの波間で、ボラの稚魚がたくさん泳いでいるのも見えました。どうやらコアジサシはそれを狙っている様子。

じっとしてみていると、10mくらいの上空でホバリングしてから、一気になぎさにダイビング。ボラの稚魚をくわえて再び空中へ羽ばたいていきました。観察しているとコアジサシは結構、ダイビングを海面すれすれでやめ、大きくU字形に急旋回して空中に戻ることがあることに気付きます。

狙いさだめた獲物を見失ったのでしょうか?よくもまぁ、小さい身体のコアジサシの目でなぎさの下の小魚が見えるものだと感心してしまう…。コアジサシが獲物を捕る瞬間は、時間を忘れて何度見ても見入ってしまいます。

この西なぎさでは、ほとんど小アジなどいなく、ボラの稚魚がコアジサシにとっての主食でしょうから、コボラサシと名前を変えたほうがいいのでは?なんてくだらないことを考えてしまってます。暇人ですねぇ…。

100605_2本日の漂流ゴミの釣果は、比較的少ないものの、やはりビニル系ゴミがほとんんど。飴の袋や破けたレジ袋が多くありました。大きい物は、カードファイルの厚手のものを1冊収集。その他、ペットボトル&蓋、100円ライターなど。小さなプラスティック片もかなり拾いました。

帰りに鳥類園の擬岩に寄ったところ、ダイサギが大勢集まっていました。総勢11羽、アオサギも確認できました。鳥類園内でヨシズ狩りをしはじめた様子で、それでどうやらこんなに一か所に集まったみたいです。壮観でした。


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