たんけん隊特別講義:川嶋学校受講
本日は、葛西臨海たんけん隊の特別プログラムに参加。
立教大学大学院特任教授でキープ協会常務理事の川嶋 直先生の講義を拝聴しました。
テーマは、『企業の次なる環境行動はどのような手法・内容がありうるのか』でした。
紙芝居風の体全体で語りかけるように話す熱心さと講義の内容に感銘致しました。
印象深かったのは、『足もとの自然から始めよう』の著書デイヴィド・ソベル/岸由二の紹介で、エコ・フォビア(自然嫌い、自然恐怖症)の考えに対して、エコ・フィリア(自然への愛着心)というポジティブな考えがあるということを教わりました。
また単に「エコ」とか「環境」といっても、それに向かうひとの立場(立ち位置)や考え方によって様々な解釈があり、具体的な環境問題についても何が最も正しいかわからない時代に突入していいるという印象を受けました。
いずれにしても環境活動は、自分の身の回りの出来事から問題を気づき、それにまっすぐに向かってその先の解決していく方法をじっくりと周囲のステークフォルダーとコミュニケーションを通じてすすめていかなければならないことをあらためて気づきました。
また、環境活動はひとりではできないため、特に次世代を担う子供たちへの教育は重要であるのと、まず大人たちが真剣に環境活動に取り組んでいる姿を見せることが何よりも、受教側への教育になるのだということも教えて戴きました。なるほど…、奥が深かったです。
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