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June 2009

2009.06.26

西なぎさとアユの稚魚

5月初旬に葛西臨海公園の水族園の方々に西なぎさにアユの稚魚が生息することを教えていただきました。
その感動を西なぎさの写真と共にイメージ映像にしてみました。アユの稚魚の映像は葛西臨海公園の水族園の水槽で撮影させていただいたもので、実際に西なぎさに生息していたアユの稚魚たちです。

気のせいか一瞬カメラ目線の稚魚がいてカワイイです。いずれ東京湾にそそぐ川のどれかをのぼることになるでしょうが、様々な困難があると思います。力強く上流まで無事にのぼっていってほしいものです。

思えば、学生時代に聴いていた中島みゆきの「ファイト!」という歌を思い出してしまいました。冷たい水のなかを身をよじってのぼっていく稚魚たちを応援したくなってしまいますね。

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2009.06.21

アカエイに遭遇…

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仕事の都合があって、2週間ぶりの「漂流ゴミ」拾いです。天気が朝からよく日差しがまぶしい天気。
やはり前回と同様、干潮時であったため守備範囲がひろくやりがいがありました。砂に埋もれているビニル系のゴミもできるだけ掘り起こし拾いました。

本日の大物はプランターボックス。西なぎさの真ん中に堂々と居座っていました。はじめは遠目で潮遊びをしている人たちのなにか道具入れだと思っていましたが、人が周囲にいなくなってもポツリと四角い影が残っており、??と思い近づいてみると写真のとおりよく見る白いプランターボックスでした。もちろん中身の植物は空でしたが、よくもここまでたどり着いたものです。浜へ撤収しておきました。

見かけ上、なぎさにあまりゴミがなかった為、なぎさのおくの方まで鳥や海洋生物を観察するのも目的であるいていきましたが、そこで何とデッカイ“アカエイ”に出くわしました。撮影しておきましたので、加工なしの動画でUPしておきます。わかりますでしょうか?大きさは、そうですね…少し大きめの座布団ぐらいだったでしょうか。臨海公園のなぎさ橋にも注意書きがあるように、やはりいるんですねぇ。浜のほうに打ち上げられた小さいアカエイの死骸はたまに見かけていましたが。大きなのが泳いでいるのに遭遇したのは初めて。すこしドキドキしました。

また本日は途中同志の愛犬家の方ともお会いしました。嬉しいことに、やはり案内所でゴミハサミを借りて、犬と戯れている周囲のゴミを拾われていました。こうしたネットワークがどんどん広がるといいです。ところで人はサンダルや靴を履いてなぎさに入っていますが、ワンちゃんはエイに刺されることはないどでしょうか?素朴に心配です。

帰りのランの途中ではハマユリが美しく水族園の前で咲いていていました。こちらも走りを止めてしばしシャッターを切るために小休止。周囲にも名前はわかりませんが、かわいらしい花が咲いていました。

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ボラの稚魚の群生

Photo西なぎさの潮がひくと、今時分ボラの稚魚の群生を観ることができます。なかなか機敏な動きと臆病なので撮るのに苦労しましたが、その映像をUPしておきます。

ボラは大きくなるごとに名前が変わるいわゆる“出世魚”なんですね。映像のものくらいは「ハク」とか「オボコ」と呼ぶそうです。
その次に「イナッコ」、そして「スバシリ」「イナ」「ボラ」と出世するそうです。
最終的に50cm以上に大きくなったものが「トド」と云うそうですが、あのアシカの超デカの奴になるわけではありません。(あたり前ですが...)

教養の受け売りですが、実はボラが一番大きくなった状態の「トド」は、最後にこれ以上大きくならないと云うことから「とどのつまり」の語源になっているそうです。
さらに、粋で勇み肌でさっぱりしている姿や様子とかそのような気風の若い衆を「いなせだねぇ」なんて言いますが、その“いなせ”も実は「鯔背(いなせ)」が語源なんだそうです。

西なぎさではこのボラの稚魚たちを狙ってコサギやオオサギをはじめとする野鳥が干潮時に舞い降りてきます。「オボコ」君たち、サギたちに負けずに西なぎさからたくさんの出世者を出して欲しいものです。

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2009.06.07

干潮時のやりがい

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本日のランは短めで3.5kmとちょっと短め。漂流ゴミ拾いを始めた時間はちょうど干潮時でした。天気も昨日とはうって変って大変よかったため、早くから大勢の人が公園にいました。あちこちの浜で潮干狩りを楽しむひとがたくさんいました。

090607gomi01天気が穏やかだったのと昨日も来てゴミ拾いをしたのもあり、西なぎさを眺めた感じでは今日は漂流ゴミが少ない様に感じました。でも干潮時でもあったため、範囲は広くなかなかなもの。気を入れて見てまわりました。大きなゴミはほとんど無いかわりにスーパーの袋やビニル系のゴミで砂地に埋まっているものが多く、それらを拾うことにしました。

090607gomi02さがしてみると、想像以上に多く埋まっているものです。中には中身のしっかり入ったコンニャクの袋もありました。なんでこんなもの?と拾いあげながら思わず笑ってしまいました…。そのほか何故かお菓子の“うまか棒”の袋を多く拾いました。きっと公園内の売店で販売しているのかもしてません…。そうだとしたら「漂流ゴミ」というより、「飛散ゴミ」ですね。そであれば利用者のマナ向上でゴミは減るかもしれません...。

090607gomi暖かかったので足首くらいまで潮に浸りながらビニルを集めました。その都度砂をしっかりと海水で落として集めたつもりですが、わずかでもビニルのゴミに付いた砂がゴミ袋を重たくなりました。最終的には片手で持つには大変でしたので、10キロは軽く越えていたと思います。なかなかやりがいのある「漂流ゴミ」拾いでした。

最後に赤い押入れ内でよく使う収納塩ビボックスの蓋のようなものを拾いあげ終了。最初に見渡した時の印象とは別に意外と漂流ゴミがあるものだなと実感しました。「漂流ゴミ」問題に対する理解者と支援者が増え、早く「漂流ゴミ」トレーサビリティをしたいものです。

今日は気持のいい風も吹いていて、スポーツカイトをグループで操る姿がとても爽やかにみえました。その写真をUPしておきます。

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2009.06.06

ドでか過ぎる大物出現

090606rinkai_park02 本日は午前中雨であったため、午後からのランと西なぎさの漂流ゴミ拾い。人出はかなり少ない状況でした。

いつもの様に西なぎさを散策し、西の果てまでたどり着きましたが、そこで早速出会ったのが超大物級の漂流ゴミ。
なんと材木!枕木の何倍かはあるものでした。あとから西なぎさの管理の方に聞いたのですが、なぎさの中にこのドでか過ぎる大物の漂流ゴミがあったそうです。

090606gomi_jumbo また流れていっては元も子もないので管理の方が苦労して浜に上げ、大潮の時でも流れていかないようなところまで引き上げ、しかもなぎさに対して直角に据え、誰かがイタズラで材木を転がして再び海への漂流させない工夫をしたのだといいます。
いやいや大変御苦労さまでした。この大きさですからきっと複数の人たちで引き揚げたのだと思います…。

090606gomi_helmet さて他にも今日は変わったゴミが漂流していました。写真でわかるかと思いますが、バイクのヘルメットとペンキの材料です。ぺンキの材料に至ってはなぎさの中から引き上げました。見た目はペンキ材料が入っていることすらわかりませんでしたが、蓋を開けてみるとなんと生々しい緑色の塗装材量がコッテリと残っているではありませんか…!
これは流れ出ては大変と思い、早速拾いあげました。よくもまぁ、こんなものが漂流してきたものです感心してはいられませんが、

090606gomi_paint02090606gomi_kakera02090606gomi_kakera01 その他のゴミは際立って大きいものはなかったため、細かなゴミを拾うことにしました。そのなかで気になったのは、プラスティック系の先の尖がったゴミです。なぎさで素足で遊ぶ子供たちもいることから、大変危険です。よく周囲をみると貝殻の残骸に紛れてあちこちにこの漂流ゴミが見受けられます。なんとかしたいものです。
そんなこんなでいろんなことを考えているうちに本日も袋にいっぱいゴミが溜まってしまいました。

090606gomi00帰りのラン途中できれいに咲き始めたアジサイをみかけました。走るのを止めてしばし写真撮影…。アジサイは半球型にまんまると咲きますが、咲き始めはその周囲から咲き始める様子です。

個人的には咲きはじめのほうが美しくかわいらしげに見えるのは気のせいでしょうか…。

写真をUPさせておきます。

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