October 13, 2009

CHANELに建築理論の広告

CHANELの新商品:エイジングケアコスメの広告で建築理論の「テンセグリティ」が紹介されていました。
肌のハリは内部の立体的な構造によって左右されるとして、若い肌と加齢肌を比較し、テンション(張力)とインテグリティ(統合)の重要性から「テンセグリティ」を紹介している内容です。

Tesegrity肌の弾力は細胞の張力と強度を保つことでバランスがとれることから「肌は建築物に似ている」として、エクストレム コレクシオン ファーミングのエイジングケアコスメの新シリーズ発表となっています。

美肌を追求する女性にとって、昼も夜も肌のお手入れは真剣そのものなんですねぇ…。

参考WEB:http://www.kennethsnelson.net/





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June 23, 2009

都市と自然の「共生」を考える

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地域の“まちおこし”的な活動に力をいれはじめています。
勝手にですが「葛西臨海公園エコプロジェクト」を立ち上げました。

大都市:東京に癒される“なぎさ”空間があります。国際的にも数百万人を超える大都市で身近に“なぎさ”と親しめるところ東京のほかにないのではないでしょうか?・・・
葛西臨海公園の西なぎさにでは、春から夏にかけて(4~6月)干潟にたくさんの海洋生物たちが生息することを知りました。なんとアユやスズキ、サユリの稚魚までも生息しているそうです。その空間を大切に守るために何かできることを…、と思い活動しています。

葛西の海はその昔、江戸時代にはたいへんいい漁場でした。アサリがたくさん獲れ、江戸前寿司に使う“浅草のり”の産地でもあったといいます。江戸前寿司は本来、東京湾(江戸湾)で捕れた活きのいい魚を寿司ネタとしたのがはじまりです。

もし本当の意味での“江戸前寿司”の復活が近い将来できたら面白いと思いませんか?
都市と自然との「共生」、東京発で一緒に考えていただければと思います。

新規に立ち上げた「WE LOVE 葛西臨海公園」のほうもよろしくお願い致します。

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May 23, 2009

「学ぶ」新しいスタイル

iTunesを利用して伊東豊雄氏の多摩美術大学での講義「現代建築の課題」が無料配信されていましたので、案内しておきます。同大学での環境デザイン学科の授業で、自身の作品の紹介と共に考え方の変化について2時間半にわたる講義を8回に分けてPODCASTで配信しています。無料配信です。

様々な場面で「学ぶ」ことがインターネットを通じて、自宅にいながらや、またipod等のメディアツールを用いて簡単に可能な時代になってきました。超高度情報化がもたらしたオンデマンドの時代です。

伊東氏の他にも東京大学発で学術俯瞰抗議2008「変化する都市」などもiTunesから無料配信されています。情報収集や「学ぶ」ライフスタイルが劇的に変化してきています。

多摩美術大学 - 伊東豊雄「現代建築の課題」 - 伊東豊雄「現代建築の課題」

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May 11, 2009

熱い想いと手入れの行き届いたモノは伝承される…

映画『グラン・トリノ』を観てきました。まさに現代版ウエスタン映画でした。

特にウェスタン映画を連想させるのは床屋でのシーンからラストにかけてのシーン。様々なウェスタン映画でも床屋のシーンがありますが、“グラン・トリノ”ではさながらクリント・イーストウッド演じる頑固老人ウォルトは意を決した決闘前のマカロニ・ウエスタンの様でした。
いつも気心知れていた床屋の親友にも散髪しかさせなかったのに何も語らず髭を剃らせたことで、そこには生と死に対しての決意が秘められていた気がします。

かたくなまでに自身の生き方を貫くウォルトの生き様は、クリント・イーストウッドが関わってきた映画で訴えてきた社会問題(戦争、犯罪、家族、人種差別…)を一気に再びフラッシュアップさせます。しかしながら現代社会で解決しえていない問題を一気に連想させる一方で、想いのこもった愛車“グラン・トリノ”が引き継がれラストで遠く街に消えていく様子は、若い世代に希望を託していることがわかります。
荒野に自分が育てた若いカウボーイがサラブレッドにのって走り去るように見えました。グッと考えさせられるところがイーストウッドらしく渋いです。

自身の仕事に誇りを持ち、携わった仕事の結晶である愛車“グラン・トリノ”を手入れするために数々の道具をガレージに揃え何年も大切にしてきたライフスタイルは、今の社会ではあまり見受けられなくなってしまっています…。
今の便利で楽なライフスタイルがよいのか悪いのかわかりませんが、車の購入意欲すらない現代の草食系男子にとっては道具にこだわり大切なモノをずっと手入れし続けるライフスタイルは、スマートでなく不器用な生き方なのかもしれません。

家の手伝いやメンテナンスについてもその傾向にあります。映画のストーリーの中でウォルトが少年に家の手入れの仕方を教える場面がありましたが、やはり現代社会が忘れかけているライフスタイルの一つでしょう。

思えば伝統ある名建築は当然そこに携わる人たちが想いをこめてメンテナンスを繰り返してきたからこそ今そこに存在しています。
また今、老舗旅館での仲居さん達の“おもてなし”が秘かに注目されていますが、それは直接宿泊客に対する接客態度そのものでなく、そこに行きつくまでの日々の陰なる老舗旅館への想いのこもった手入れのきめ細やかさが原点である点に注目しているのです。
日頃のそうした心をこめた手入れができていなければ、宿泊客の接客などはできる訳がないという老舗旅館の女将さんの考えが実はそこにあり、だからこそ老舗旅館にリピーターが健全に存在しているというのです。

不器用ながらでもキチンと気持ちをこめて家や建物の手入れをする。大事なことですよね。伝承させねばいけない建築文化です。

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December 15, 2007

復興まちづくり訓練に参加

Machidukuri_kunren00先日【足立区千寿本町小周辺地区 復興まちづくり訓練】に参加してきましたので、その時の報告を簡単にしておきます。この訓練は、文部科学省が推進している大都市大震災軽減化プロジェクトの研究の一環として行なわれているものです。

今回の訓練ではグループに分かれて街歩きを実施し、地震の際に危険物となりうるものと有効となりうるものを考えながら地図にマーキングをおこないながら街歩きを実施しました。

Machidukuri_kunren01_3北千住の街を知らない方の為に少し紹介しておきますと、江戸時代の頃から日光街道・奥州街道の第1宿場町として整備され発展しました。江戸八百八町の最北の町で、江戸時代は北の玄関口ともいえる場所だったのです。

ですから街のあちらこちらに江戸の風情ある面影に出会うことが出来ます。松尾芭蕉が奥の細道の出発点として「行春や鳥啼魚の目は泪」(ゆくはるや とりなきうおの めはなみだ)と詠った由緒ある場所でもあります。

今では、北千住駅は北関東地区のベットタウンからの玄関口となり、都心と結ぶ中継点となる北千住駅前付近では飲食店や住居が密集し広くひろがる繁華街となっています。

Machidukuri_kunren02今回の「復興まちづくり訓練」ではその北千住駅の周辺地区にて行われましたが、地元商店街に住まわれる方々より多数の活発な意見が飛び交いました。街歩きで得られた北千住らしい有効な意見をいくつか参考までにあげておきます。



【震災時にリスクとなりそうな事項】
※道路をふさぐ危険性、避難の遅れ、救済援助の遅れとなりそうなもの
・老朽化したブロック塀
・放置自転車が多い
・固定の甘い自動販売機
・固定の甘い看板・サイン
・突出したエアコンの室外機
・道路側に突出した電柱
※被災者確認の有無が困難であると思われるもの
・夜間無人化するエリア
・密集住居地域の中央部エリア
※火災を招く恐れがあると思われるもの
・架空電線が多い

【震災時に有用になると思われる事項】
※一時避難場所
・民間駐車場(空地の有効活用)
・神社、寺などの境内空地の活用
※被災者の衣食住確保に役立ちそうなもの
・井戸の活用
・病院(個人医院も含む)への避難
・食品の備蓄
・マンホールトイレの備え
・ソープランドの浴場としての活用

【その他の意見】
・緊急時には、住民による避難誘導や火災時の初期消火活動が重要である認識。
・しかしながら、消火栓や防火水槽からの揚水方法や消防用ホースの取り扱いが
わからない人が多い。(地域単位の震災訓練の必要性)
・マンホールトイレの設置は震災時有効であるが、緊急車両を通行止めにしてしまう
危険性がある。
また、臭気の件で周囲の住民には日頃から震災時の対応に理解が必要と思われる。
・民間駐車場やソープランドについては、いざと言うときに震災時対応をお願いする
のではなく、日頃からその経営者への理解と対応への折衝が必要。
・昼間人口が多く、昼間北千住としては住民だけではなく、駅前滞在者への救済
対策も必要。
・先ずは自身と家族の命をまもることが重要。それでいてはじめて他の人への救済
援助が可能となる。

Machidukuri_kunren04震災があったと想定して時際に街を歩くことにより、普段気がつかないことがたくさん発見されます。
北千住の街特有の意見もいろいろと出され、たいへん有効な復興まちづくり訓練でした。
また、次回も参加したいと思います。


All About スタイルストア

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November 21, 2006

住意識の高い「プロの消費者」という考え方

住環境について、近年おおきな関心が寄せられている手ごたえがあります。昨年取り沙汰されたアスベスト問題や構造偽造問題とそれに対する業界の専門的な対応だけでなく、住宅購入者の目も厳しくなっており、その対応はかなり専門的で高度なものになっている場合があります。

第三者による監理者を同行して検査をしたり、自身でもインターネット等を利用し範例や詳細のデータを提示するなど、「家づくり」の消費者の心構えは、およそ2年前くらいとはまったく変化しています。明らかに消費者の「住環境」に対する関心は高くなっています。

また、雑貨やインテリアに始まり、自由でおおらかなデザインと技術が融合したソフトな建築文化を消費の市場で形成されつつあるようにも思います。

考えてみれば、「消費者」という立場では、個々人が自身のライフスタイルに対してコダワリをもって暮らしているのであれば、そのコダワリのある「消費生活」において生活者は一種の「プロ」です。

そういった「建築」「住宅」に対して意識の高い人たちの意見を吸い取り、専門家とコミュニケートしながらワーキングを行う「場」が広がりつつある兆しがあります。その一例が、コスモスイニシア「ココラボ」事務局が主催する『COCOLABO』です。

大学の研究者と生活者とをつなぐ「プラニング コラボレーション」としてワークショップの位置づけで開催されます。まずは、今月の25、26日に新宿パークタワーで開催されますが、具体的にどのような建築空間が提案されるか興味深いところです。

「みんなで住む楽しさを知ろう」「体の向きで家をつくろう」「10年後の住まいにタイムスリップ」という3つのテーマが設定されており、参加家族とそれぞれ横浜国立大学、東京工業大学、共立女子大学の研究室メンバーが共鳴し合ってテーマに挑むことになっています。

それぞれのライフスタイルにあった発想豊かなものが創りだされそうで、家族で参加型のワーキングから出力されるものに興味津々です。ほかにも大学の研究室側がワーキングスタイルの住環境整備を進めている例が見受けられますが、今後産学連携のワーキングスタイルは多くなっていくのではないでしょうか。

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November 08, 2006

デザインユニットの有望性

「100% DESIGN TOKYO」での醍醐味は、やはり出会いではないでしょうか。デザイナー達にとって出展者として有名一流企業が肩を並べることは大変こころ強いことですし、スポンサーとしても存在していることはビジネスチャンスの可能性もあり、年を重ねるたびに元気のいいイベントになっていく様な気がします。

なかでも最近は単独でデザインを発信するのではなく、仲間と組んで「デザインユニット」を結成し、活動する動きが目立ってきています。

思えば一人でデザイナーとして他企業に対して情報発信し活躍の場を得るよりも、デザイン志向や気の合う複数のデザイナー達が出資しあったりすれば、出展の際のコストリスクや企業との折衝ごとについてもリスクを軽減するこのが可能です。

「デザインユニット」として効率よく分担して運営していけば、普段デザイナー達は自身の仕事で活躍することもできますし、学生であっても言い訳です。そういったデザイナー達が集まった「デザインユニット」は今後爆発的に増える気がします。デザイナー達にとては出資者をみつけやすいですし、企業にとっては若い人たちや優秀で感性の高い人材確保にもつながるでしょう。

デザインユニットの例としては、「+d」は既にもう有名ですが、今回のイベントで「MONOS」とインテリア&デザインポータルサイトの「id」の存在が気になりました。「MONOS」のアクリル削りだしのペンダント照明はきれいな曲線のシンプルなデザインが印象的でした。双方共に立ち上げたばかりの組織ですが、大きな期待があります。

もっと身近な生活空間にデザインを楽しむライフスタイルが、どんどん定着しメンタル的に豊かにより暮らすことができるといいですね。デザインユニットの有望性を感じました。

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August 24, 2006

災害時の重機派遣構想に期待

8月23日付けの日経新聞に横浜市青葉区の災害時における工事現場の重機派遣についての記事がありました。
大地震などの大規模災害時に行政の本格的な救済活動の始動に時間がかかることから、東急グループとNPO法人である横浜青葉まちづくりフォーラムと協力して重機ネットのシステムを構築し、大規模災害時の迅速な対応を民間の力で行なうという構想。

安心・安全な街づくりへの積極的な対応に、大変心づよさを感じます。総合力のある不動産やゼネコン、それに情報ネットワークが連携すれば、有益で多様な社会貢献ができることを示唆しています。CATVを利用しての情報ネットワークを構築する予定ですが、日本一の安心・安全な街を実現すしたいという意欲旺盛です。

街の価値もこうした地域の取り組みで、付加価値が上がることで土地価格にも影響がでてくるように、きっとなるでしょう。今後の街づくりの代表例となるよう期待したいです。

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