「負けない建築」に脱帽
本日の日経新聞に『私の苦笑い』という記事に隈研吾氏の中な国での作品「竹の家」についての苦労話のエピソードが掲載されていました。
「竹の家」は、シャープの液晶TVの吉永小百合さん出演のCMで使われたあの建築です。万里の長城のすぐそばにあります。最近、万里の長城の絶景地を紹介するバラエティ番組でも「竹の家」が登場していましたが、かなり山の奥にある様なロケーションです。
記事での苦労話の内容は、あまりにも設計料がやすく現地を下見しただけで設計料の予算をほとんど底突かせてしまった点や何百枚もの図面をひいいたことや施工工期も3か月の予定が1年半かかってしまったということが書かれていました。結局、数千万円の持ち出しのプロジェクトになったそうです。
でも、そんな苦労を逆手にとり質のいい作品を残すことで、北京オリンピックのPR冒頭映像に「竹の家」が採用されたりして、広く中国をはじめ海外に知られる様になり、海外からの設計オファーが飛躍的に伸びたそうです。
『赤字必須の仕事でも、面白いと思えば引き受けてしまう。小さな仕事が大きなプロジェクトにつながっていくのである。』と語る隈研吾氏。「負ける建築」の底力を感じました。国際経済が不安定な中、自身の建築をボーダレスに実現していく姿、ただただ脱帽です。





















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