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June 04, 2007

SKY OF THE TOKYO(六本木)

2121_05再開発事業が進む都心に目線レベルでシャープな屋根の稜線を魅せる建築はあません。でもその都心に今年3月、ヒューマンスケールを感じさせる“21_21DESIGN SIGHT”が現れました。安藤忠雄氏の建築です。

屋根表面のシャープさ(というか冷たさ)をもっと期待したいところでしたが、中に入るとやはりコンクリート打ち放しの空間はシャープさと緊張感を肌で感じ取れます。

2121_07シャープさと緊張感のほかにもどこか優しさも感じ取れるのは、地中美術館で代表された安藤忠雄氏の地下を応用した建築~ドライエリア建築~とも言うべき手法が、“21_21DESIGN SIGHT”に丁寧かつコンパクトに集約しているからである気がします。

特にギャラリー2の天井、壁、床の6面コンクリート素地のファサードを照らす中庭からの太陽光は、緊張したファサードへ妙に落ち着きを照らしだしています。1階のスラブは厚さ900mm、地下の壁は800mmを超えるのですが、そう感じさせない穏やかでクールな空間…。
そのような無地無色な空間が今後展示するアートをよりひきたたせることでしょう。

21_21_08オープン時に訪れましたが、そのとき思わず購入した安藤忠雄建築研究所の「悪戦苦闘」の書籍。
建築中の職人さんとの交流も写真で紹介されており、建築を通じて人との繋がりを大切にして活動を続ける意志に感銘し、読み応えがありました。

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