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May 01, 2007

現代に必要とされる“バベルの塔”とは・・・?

映画「バベル」を観てきました。コンセプトのしっかりした映画で、深く印象の残る内容でした。

“バベルの塔”を築こうとした人間に天罰として、言葉を乱し世界をばらばらにされたバベルの末裔…。

必然的に民族、宗教、国(土地)や気候の違いが存在することから、それらの社会の隔たりを無くそうと超高度情報化や知識社会化、国際化に拍車がかかっています…。

しかし、それらが「格差」を生み出してしまっているのも事実。それらの隔たりを乗り越えて人々は互いに本当の“絆”を深め合うことが出来るのだろうか・・・?

一方、言葉が通じていても、身近にいても、心が伝わっていないことに気づく…。無意識や無知、先入観で気持ちのちょっとした言動から引き起こしてしまう途方もない事件の数々。

映画は一発の銃弾から始まる事件が他の事件に妙に交差していますが、実は誰でも日常の言動には似たような無意識や無知、先入観が潜んで社会生活の中に巧みに絡み合っているのでは…、と感じました。それに気づいた時の衝撃は大きかったですね。

また、自身の弱み辛みをさらけ出しだしたときに初めて通じる心の気持ちもあることを改めて知り、それを伝えるには身近な人にさえ相当の勇気が必要である様に感じました。

かすかな望みを残して映画はENDとなりますが、バベルの末裔にとっては課題は残ります。現代人にとって築き上げる必要である“バベルの塔”とは・・・?
さすがアカデミー賞6部門7ノミネートの作品だけに、様々なことを考えさせられる映画です。


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