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November 21, 2006

住意識の高い「プロの消費者」という考え方

住環境について、近年おおきな関心が寄せられている手ごたえがあります。昨年取り沙汰されたアスベスト問題や構造偽造問題とそれに対する業界の専門的な対応だけでなく、住宅購入者の目も厳しくなっており、その対応はかなり専門的で高度なものになっている場合があります。

第三者による監理者を同行して検査をしたり、自身でもインターネット等を利用し範例や詳細のデータを提示するなど、「家づくり」の消費者の心構えは、およそ2年前くらいとはまったく変化しています。明らかに消費者の「住環境」に対する関心は高くなっています。

また、雑貨やインテリアに始まり、自由でおおらかなデザインと技術が融合したソフトな建築文化を消費の市場で形成されつつあるようにも思います。

考えてみれば、「消費者」という立場では、個々人が自身のライフスタイルに対してコダワリをもって暮らしているのであれば、そのコダワリのある「消費生活」において生活者は一種の「プロ」です。

そういった「建築」「住宅」に対して意識の高い人たちの意見を吸い取り、専門家とコミュニケートしながらワーキングを行う「場」が広がりつつある兆しがあります。その一例が、コスモスイニシア「ココラボ」事務局が主催する『COCOLABO』です。

大学の研究者と生活者とをつなぐ「プラニング コラボレーション」としてワークショップの位置づけで開催されます。まずは、今月の25、26日に新宿パークタワーで開催されますが、具体的にどのような建築空間が提案されるか興味深いところです。

「みんなで住む楽しさを知ろう」「体の向きで家をつくろう」「10年後の住まいにタイムスリップ」という3つのテーマが設定されており、参加家族とそれぞれ横浜国立大学、東京工業大学、共立女子大学の研究室メンバーが共鳴し合ってテーマに挑むことになっています。

それぞれのライフスタイルにあった発想豊かなものが創りだされそうで、家族で参加型のワーキングから出力されるものに興味津々です。ほかにも大学の研究室側がワーキングスタイルの住環境整備を進めている例が見受けられますが、今後産学連携のワーキングスタイルは多くなっていくのではないでしょうか。

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