« 都市の起死回生に『建築の力』 | Main | SKY OF THE TOKYO(目白) »

October 24, 2006

「動態保存」の名建築に感銘

Myounichikan_01先日、目白自由学園明日館でおこなわれた「秋を味わう ガーデンテラス」に行ってきました。フランク・ロイド・ライトの名建築と共にグラスワインと生ハムを味わってきました。穏やかな天候にも恵まれ気持ちのいいひと時でした。

歴史の深みを感じる木造のライトのデザインの照明が柔らかく周囲を包む空間は、なんとも言い難い感覚に陥ります。中央のホールではクラシックギターの演奏もあり、大きな幾何学的な枠桟のある窓を持つホールでノストラジックな夜をすごすことができました。

Myounichikan02この明日館は重要文化財となっていますが、建物を使ってこそ維持保存ができる考えで、「動態保存」のモデルとして運営されています。内部は床材をはじめ家具木部の隅々まで丁寧に手入れがされており、なるほど建物への想い入れの深さを感じ、関心しました。

また、数々の文化的な公開講座があり、活発な活動が行われています。しかしながら、内部を一般の人に公開している機会が少ないのが現状です。

訪れる場合は、よく下調べをしてから訪れるといいと思いますが、来る晩秋の11月3日にもフランク・ロイド・ライトの映画上映や明日館が女学校として使用されていた1937年の昼食メニューを楽しむイベントを予定されているので、ライトのファンや興味のある方にとっては丁度いいかも知れません。

Myounichikan00こうして愛着をもって建物を使用されていると、きっとフランク・ロイド・ライトも天国で微笑を浮かべて喜んでいることでしょう。

【参考】
自由学園明日館ホームページ

|

« 都市の起死回生に『建築の力』 | Main | SKY OF THE TOKYO(目白) »

Comments

はじめまして、コメントありがとうございます。
「建築コラム モノ・コト」での『エッジを持つ住宅』拝見いたしました。
狭小地での建築は条件リスクが高い一方、実は建築の設計や施工にかかわる者は不思議と燃えますよね。
ブログ内に「チリハウス」のコメントがありましたが、私の場合は、東孝光の「塔の家」をイメージしました。
『エッジを持つ住宅』の完成報告に期待しています。
今後もよろしくお願いいたします。

Posted by: KOYAJI | October 25, 2006 at 12:29 AM

はじめまして

検索で「建築コラム」としてクリックしてきました(私のブログのカテゴリーで「建築コラム モノ・コト」というものがあり、その確認のために見つけたというのが本当のところです=笑)。


活用されながら保存される・・・自由学園、山邑邸、帝国ホテル・・・ライトの建物は日本で愛されていますね。


これからも訪問させていただきます。
楽しみにしていますので、宜しくお願い致します。

(最新記事からトラックバックさせて頂きます)

Posted by: kubota_staff | October 24, 2006 at 11:01 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/53410/12398655

Listed below are links to weblogs that reference 「動態保存」の名建築に感銘:

» [建築コラム 「モノ・コト」]  間もなく完成 「エッジを持つ住宅」 [建築デザイナーズ ブログ 「For Your House」〜 これから家を作る人に捧げます 〜 kc2 from 静岡]
 「エッジを持つ住宅」の工事が、いよいよ大詰めを迎えています。工事前から想定していましたが、やはり鋭角39度のエッジは色々な面で難しい工事となりました。外壁、内壁、床、照明、住設機器・・・建物の中に一つも直交座標がないため、「基準」を見出す事に大変なエネル... [Read More]

Tracked on October 24, 2006 at 11:01 PM

« 都市の起死回生に『建築の力』 | Main | SKY OF THE TOKYO(目白) »