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September 23, 2006

イメージ映像ほしい旬な建築ニュース

すでにあちらこちらで報道されていますが、最近の気になる話題をふたつほど。

迎賓館和風別館の設計に安藤忠雄氏が代表を務める設計共同体が基本設計者するという話題。
もうひとつは、08年春から地下鉄千代田線に乗り入れる特急ロマンスカーの新車両「MSE」のデザインを岡部憲明氏が設計するという話題です。

小田急線ロマンスカー「MSE」(60000形)の外観イメージ写真は報道されているものの、どちらもまだリアルな具体的な映像が無いのが残念です。

迎賓館は、海外のVIPを招待する場ですから、そのデザインがたいへん気になります。安藤氏はコンクリート打ち放しを得意としますが、シンプルモダンな和風建築では日本の文化や歴史を想像させるのに不足がある様に思えますし、安藤建築らしさを思う存分出し切っていただきたい気もします。

ロマンカー「MSE」の外観には、17世紀のオランダ人画家フェルメールの絵を参考にしたというライトブルーを使用すると発表されていますが、かなりインパクトのあるブルー。内装空間との色彩調和をどのように納めるのかがやはり注目です。

どちらも早く具体的な映像が見たいものです。

参考WEB
◆迎賓館和風別館:
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/free/NEWS/20060914/131761/
 http://www.catchup-net.com/news10/archives/2006/09/jv.html

◆ロマンスカー「MSE」:
 http://www.d-cue.com/program/info/data.info/1993_6852248_.pdf
 http://www.asahi.com/national/update/0920/TKY200609200380.html
 http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/localy35/

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September 14, 2006

SKY OF THE TOKYO(丸の内)

Tiforum01東京国際フォーラム。

大空間の頭上に鯨骨を思わせる
美しいシルエットの鉄骨梁。

無機質的な大空間は、
人を魅了します…。







有機的なイベントがたくさん開催されています。


○「田中真聡 影繕-カゲツクロイ
 ~アートショップにて、10/9(月)まで~

○「ネオ屋台村スーパーナイト
 ~広場にて、9/15(金)開催~

○『カウパレード東京 in 丸の内2006
 ~丸の内界隈にて、10月1日(日)まで~

等など…。

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September 11, 2006

衝撃の建築化照明への誘い

インゴ・マウラーの作品との出会いは、数年前に軽井沢で仕事をしていたときの休日に軽井沢高原教会の聖堂で、でした。

毎週日曜日に行なわれるミサのゴスペルに感動しつつも、やさしい木造空間に2本のステンレスワイヤーにステンレス棒が一定間隔ではあるものの、無造作ににハロゲンランプが載り、それが輝いているのに驚きました。

不思議でたまらなくゴスペルを聴きながらも、ずっと上部の空間をずっとながめていました。
どうやってこの照明は、電気を受け発光しているのだろう…。漏電や感電はしないのだろうか?と…。
天井の高い聖堂でゴスペルを歌う者たちを照らす照明は、必要最低限の高さを保ち無駄のないすっきりとした空間をつくりだすのに、完璧に選択された照明で、衝撃的でした。

これが、ヤ・ヤ・ホ(YaYaHo)とうインゴ・マウラーの作品を初めて見たときの印象です。
当時はいろんな電気屋に出かけては探すもなかなか見つけることが出来ませんでした。今では店舗や住宅のリビング用の照明にも使われる程、普及する様になってしまいました。

次に、インゴ・マウラーの作品との衝撃的な出会いだったのは、今年の春です。それは、表参道ヒルズのとある店舗で、何でもない透明ガラスの中に散りばめられた米粒ほどのクリアブルーのLED照明が一面に光っているのに驚きました。どうして!!電線も無いのに板ガラスの中でLEDが光るの!?まさに魔法としか言わざるをえません。

混んでいるさなか、用もないのにショップのガラスだけジロジロ見るのも少々勇気が要りましたが、どうしても仕掛けがわからない…。軽井沢高原教会の出会いよりも、もっと衝撃的でした。誰が考え出したんだろう…。ずっと思いっていました。

やはり、その照明の発明者はインゴ・マウラーでした。ドイツが生んだ建築化照明デザインの巨匠、かつトップクリエーターです。

Exh74_top2そのインゴ・マウラーの素晴らしい照明作品の数々の展示企画が開催されています。9月18日(月)までですが、東京オペラシティアートギャラリーで「光の魔術師 インゴ・マウラー展」と題して開催されています。

やはり、私としては最新の技術であるガラスとLEDで作られたテーブルと椅子は必見だと思います。(表参道ヒルズのショップで使われているガラスと同仕様のインテリアバージョン。)暗い展示室の中で神秘的に光るテーブルと椅子に実際に触れ、座ることも出来ます。よーく見るとガラスの中で光る仕掛けを少し知ることが出来ます。

仕掛けは、合わせガラスになっていて、ガラスとガラスの間にLEDがはさみこまれています。ガラスには、よく熱反射ガラスなどに使われている酸化金属皮膜が施され、ガラスの表面に弱電流を流し、LEDを光らせているのです。

インゴ・マウラーの開発したヤ・ヤ・ホの高圧電流を8V程のまでの電流に下げステンレスワイヤーを通じてハロゲンランプを発光させる技術が、今回ガラスとLEDに応用されている訳です。

これほど衝撃的に建築と照明との関わりを密接に知らしめた方はいないでしょう。インゴ・マウラーの創造力とデザイン性、アート感覚に、ただただ感動です。

【送料無料】インゴマウラー「BULB」/スタンド
インゴ・マウラーの原点、初作品。

【送料無料】インゴマウラー「CANNED LIGHT」【要電気工事】
現代アートの巨匠、アンディ・ウォーホールの描いた
キャンベルスープをインゴ・マウラーが現実化

2003年 限定特別仕様 Uten.Silo2 Chrome Vitra Design Museum社製
インゴ・マウラーの夫人ドロシー・ベッカーによりデザインされた、
壁掛式もの入れ「ウーテン・シロ」


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September 10, 2006

透明感のある空想建築空間描写の魅力

昨日、野又 穫 作品展「Visions 1993 - 2005」をみてきました。この展示は、パークハイアット東京は、2006年9月の「ニューヨーク グリル&バー」のリニューアルをきっかけに開催されたもので、本日(9/10)まで新宿パークタワー1階「ギャラリー1」でおこなわれています。

野又 穫氏は、油絵で空想の建築空間を描いていますが、その大きなキャンバスとシンプルで繊細なタッチから、観る者を一瞬にして、風が止んだ無響状態で透明感のある空間に包み込んでしまう気がします。

というのも、背景の青空に浮き彫りにされつ建造物の、止まった時間のその先の未来を知りたくなる人間の欲求から、頭の中を想像力でいっぱいにさせられるからです。

正面図的なパース図法に、こんなにも引き込まれること事態に、凄いパワーを感じます。また、原寸大の原画を一同に観ることができ、その静かな迫力に圧倒されつつも、清涼な幸福感を覚えました。

今後は、パークハイアット東京の「ニューヨーク グリル&バー」にて、窓に広がる現実の東京の都市風景と並んで、野又 穫氏の空想建造物を拝見できます。
夜景を観ながらグラスを片手にの鑑賞も、いいかもしれない…

視線の変遷視線の変遷
野又 穫氏著

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September 09, 2006

イメージ膨らむインテリアの展示

Ikea_in_yokohama01横浜赤レンガ倉庫の広場で「IKEA ROOM BOX」のイベントが開催されていました。港北区にオープンする「IKEA 港北」に先がけて開催されてい今日までのイベントです。


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Ikea_in_yokohamaしっかりとした空間コンセプトとテーマをそれぞれに持たせ、インテリアを空間構成で顧客にアピールし、販売する手法はナカナカなものです。雑貨→インテリア→建築空間へと創造力を拡大させ、見ていて楽しいですね。

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September 08, 2006

横浜赤レンガ倉庫は夜が似合う…

Yokohama_rengasoko01先日横浜に出かけたとき寄った横浜赤レンガ倉庫。
かねてから、夜景を撮影したかった念願がやっとかなえました。


Yokohama_rengasoko02_1横浜赤レンガ倉庫は、建築改修工事でのもっとも成功している代表事例のひとつ。

ライトアップされたレトロな表情と港というロケーションがなんとも言えない風情を醸し出だしています。





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September 03, 2006

街が暮れゆく舞台

Osanbasiカラッとした風に誘われ、
気分転換にドライブ&夕涼みに、
横浜港大さん橋へでかけてきました。

横浜を紹介する観光写真でよく見かける風景を“ライブ”でみてきました。ミゴト!でした。
これから秋に向けて空気が澄んでくるともっと綺麗に見えるでしょう。
もう一度出かけたくなりました。

Yokohama_yakei01







Yokohama_yakei02







Yokohama_yakei03

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September 01, 2006

「緊急地震速報」への期待

2016年のオリンピック候補地として東京が決まった翌日、都心で地震がありました。そのせいもあってか、防災の日の今日、テレビや新聞で各地の防災に関する話題で盛りだくさんでした。

私も最近話題の「緊急地震速報」の勉強会に本日参加してきました。「緊急地震速報」とは、地震発生直後に震源に近い観測点で初期微動(P波)を3~4秒で解析し、その数秒後に気象庁が発表する情報を受信し、情報ネットワーク用いてい震源地から離れた地域で、地震波実際に届くよりも早く、推定震度やS波の到達時間を知らせるシステムです。

Q波は約6km/秒の伝達速度に対して、S波は約3km/秒の伝達速度の差を利用した気象庁が主体的に提供する技術です。

ですから、直下型の地震や震源地に近い地区では、有用ではありませんが、東海沖地震の場合、東京では約40秒前に速報を得ることができるといいます。首都圏でたった40秒と思うかも知れませんが、かなり有効な防災に対する対処が可能です。

たとえば、建築物で言えば、エレベーターの閉じ込められ防止の措置システムの稼動や非難口への緊急開錠など、電子化された住環境で対応できるものが数多くあります。

また、生産施設の製造ラインの緊急停止により、生産ラインへなどへの損害の拡大防止に役立ちます。特に半導体関連の生産施設では、揺れに対しては大変敏感で、ちょっとしてた揺れで何億円もの大きな損害を被ることになります。新潟中越地震で受けた三洋電機の損害は記憶に新しいところです。

病院施設なども、数十秒間前に地震情報を入手できれば、手術中の対処や入院患者さん達の避難対応等にかなり有効です。鉄道や道路にも、橋梁やトンネルでの2次災害防止の対応へ有効となるでしょう。

しかし、この情報の開示はまだ限定されているのが現状です。公にこの緊急通報システム広報してしまうと、群集心理でパニックに陥ることも予想されることを大きな理由としているからです。また、「緊急地震速報」の情報の正確さも、いままでの研究の成果から理論上は精度の高いものとされていますが、実績がものを言いますので、「緊急地震速報」の有効性を確証してから、段階的に公には情報公開されて行くこととなるでしょう。

現在のところ、いくつかのメーカーが独自に気象庁からの情報を即時に連絡するシステムを受信サーバーと共に個別に販売しているのが、現状です。

最近の防災に対する考え方は、事前に的確な情報を得ることや、災害に対する対処の方法を学習することで、災害をより少なくする「減災」が合言葉になってきている印象を受けました。

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