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August 12, 2006

「ホーム」という言葉の響き

「ホーム」は、我が家を示す「マイホーム」のように「家」を表すことばであることは周知のこと。建築的には、老人ホームを代表例として収容所・療養所などあらわす場合もあります。また、単に「ホーム」というと、言わずと知れて鉄道における「プラットホーム」を示します。

どうしても建築に携わる者としては、建物や施設関連を連想してしまいますが、最近は「ホーム」ということばがもっと奥行きの深いことばであることを改めて認識しました。

少し発想を豊かにすると、スポーツの試合などがあると最近よくニュースで耳にする「ホーム」を思い浮かべます。これは、チームの本拠地という意味合いです。スポーツニュースから聞こえてくるこの「ホーム」の響きからは、当然建物などは連想しません。されには、その地域性や本拠地地域のサポーター達を連想してしまいます。支えてくれる信じれる人がいる場所、それが「ホーム」。

思えば「ホーム」ということばは、当たり前ですが英語の「Home」。そもそも「家庭」を意味することばであり、人間の温かみを感じさせてくれる響きも含蓄しています。自分を生み出した「家庭/家族」が原点であり、それを包む家やふるさと、そして地域性など、それらを包括したものが「Home」であり、語彙の原点であることに気づき、普段あまりも建築よりの発想と考え方に固執していることに苦笑いしてしまいました。

実は「ホーム」ということばを改めて考えるきっかけとなったのが、最近ipodユーザーになってアンジェラ・アキさんの「HOME」というアルバムをよく聴くようになってから。歌詞の「Home is calling ふるさと 絶えずに愛してくれたそのな人の顔を もう一度みてみたい 郷愁にかられ あなたをよんでいる」というフレーズが、透き通る声のメロディに溶け、ひとは『自分の原点である「ふるさと」から温もりを感じ元気を得ているんだ』と実感させられます。

先日、情熱大陸というTVで彼女の原点である「Home」を知りました。徳島出身でバリバリの阿波弁の彼女自身、感受性の高い幼いころに故郷で感じた出来事や思い出…、それらがパワーの原点になっているのです。

お盆休みがはじまりました。ふるさとへ帰省し、「Home」から多くの元気を吸収し、普段の自分への原動力を得ておきたいものです。


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