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June 30, 2006

ミッション達成ならず…

M:I-3の上海のシーンでは、イーサン・ハントが高層ビルの上から飛び降りるシーンもあります。撮影舞台となっているのは、美しい夜景で知られる東浦地区。中国銀行上海ビルの屋上から交通銀行ビルのガラス屋根の上に仕掛けを使って飛び移ります。高所恐怖症の方は、美しくライトアップされている近代的な上海の高層建築を見れずにハラハラしてしまうかも知れません。

中国銀行上海ビルは日本の日建設計による設計で、地上53階建てです。もう少しすると(2008年予定)この近くに、森ビルが出資する上海環球金融中心(上海ワールド・フィナンシャル・センター)が完成します。地上101階で完成すれば、地上472mに世界一の高さとなる展望台を持つ建築物となります。最高級ホテルのハイアット・グループが、ホテルとレストラン・バーが入る予定となっています。

できればイーサン・ハントには、あと2年待ってもらって、上海環球金融中心から今あるグランド・ハイアット上海に飛び移ってほしいと個人的には感じました。そのほうが、きっと見ごたえがあること間違いなしです。でもミッションがちょっときつ過ぎるでしょうか。

ところで、映画のシーンでシーサン・ハントがビルから飛び移る前にあるちょっと不思議というか少し笑える場面があります。それは、クルーたちがあるオトリを使って警備の気をひくのですが、なぜ?突然これで??という道具を使うのです。ハイテク装備のはずのM:Iクルーたちが…。

このシーンのせいでしょうか、また、イーサン・ハントが上海の下町を駆け抜けるシーンがありますが、洗濯物をぶら下げた物干しざおが窓から何本も突きだしている光景を嫌って、支那では公開が無期限延期になったそうです。「上海のマイナス面」を強調する場面の多いことが理由とのこと。

街にはギャップがあるから深みや味があるのですが、理解が得られず、映画の配給会社にとってみれば残念です。ある意味で、ミッション達ならずといったところでしょうか?

ハラハラ、ドキドキのエンターテイメント映画でしたが、すこし気になったのはバイオレンス的なシーンが多かったこと。かつてのルパンⅢ世やねずみ小僧のように、人を傷つけなく鮮やかにミッションを達成していただけたら、満点の映画でした。

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