中田英寿選手との意外な建築つながり
ワールドカップサッカーが開催し、サッカー観戦に世界中が熱気で包まれています。日本代表チームの活躍にも期待がかかります。サーカーは、攻守ともにそのフォーメーションが重要なスポーツ。試合中の空間把握を担うのが、日本代表チームの司令塔:中田英寿選手。
先日の新聞記事に、なんと6.5秒に1回の割合で中田英寿選手は全体の状況把握をしているそうです。集中力もさることながら、ボール以外のポジショニングの情報収集力が長けているというのです。スポーツ科学者が試合中に彼が首を振って周囲を確認する回数で、統計をとっているそうです。
その回数はもちろん世界の一流選手級。でも中田選手の場合、疲労のでる試合の後半のほうがその回数が増すというから大したものです。この集中力の粘り強さで、試合後半での日本代表チームを引っ張って頑張ってほしいです。
ところで、その中田英寿選手、意外にもトレンドな建築空間との関わり合いがあります。現在、彼が所属チームは、イングランド・プレミアリーグのボルトン・ワンダラーズですが、ここへの所属は一年契約での期限付き移籍で、フィオレンティーナへ完全移籍しています。
そのフィオレンティーナの名誉会長:ディエゴ・デッラ・バッレ氏は、人気イタリアブランドショップ『トッズ』のオーナー。東京:表参道トッズの建物は、伊東豊雄氏が設計し有名です。デザインされた壁構造の外装が印象的なこの建築のために海外から来訪する方もいる様子です。W杯で中田英寿選手が活躍を見せれば、ひょっとしたらトッズビルにも凱旋するなんてこともあるかも??しれません。
また、現在北青山にオープンしている『nakata.net cafe』も、内装はトレンディなインテリアでアイテムでいっぱいです。これらは人気インテリアショップの『フランフラン』を運営する『バルス・トウキョー』が総合的にコーディネートとプロデュースをしています。カフェの心地いい空間でのサッカー情報を得られるのがいいですね。
真っ白なベンチシートやカラフルなソファーが用意されたり、女性向けのメニューもあり柔らかい雰囲気が、熱気ある上品な?サポーターを迎えてくれます。ロケーション的にも海外の方も出入りしているため、国際的なコミュニケーションの場となれば面白いですね。7月16日までの期間限定オープンのカフェです。
3次元空間の把握に長けている中田英寿選手との意外な建築つながり、あるものです。
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