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May 28, 2006

インドネシア・ジャワ島地震への心配

ジャワ島中部で27日発生した地震による死者は、少なくとも3000人を超えたといいます。今回は家の倒壊が多く、負傷者もたくさんでている模様です。がれきの下敷きになった方もいるとのことですが、救済状況はわかりません。心配です。また、蒸し暑い季節、インフラが復旧しない中、屋外の生活を強いられている状況は衛生的にいい状況とは言えないでしょう。

日本の地震時における災害復旧毎に培われた復旧技術や仮設建築を、被災地の国と地域にうまく援助できるといいのですが…。救済はレスキュー隊や医療機関がまず主体となりますが、2次的には生活空間の確保を目的に、緊急時のフットワークが利ける国際的協力が可能な建築民間機関またはNGOが必要である気がします。

一方、世界遺産であるボロブゥドール遺跡も被害が出ている模様です。ボロブゥドール遺跡は、1835年に奇跡的に発見された世界最大の仏教寺院。インドネシアが1811年から6年間イギリス領であったときにジャワ副総督であったラッフルズが、現地の人たちの証言をもとに密林の小高い丘を発掘しはじめたのが発見のきっかけです。1000年以上も密林の土砂の中に埋もれていた不思議は、まさに神秘です。

方形の基壇が123mもあり、いくつもの仏塔が階段状に連なる寺院は、実に特徴的です。また、釣鐘型に石を透かし積みされた頂部の仏塔以外は、空間がなくピラミッド建築の影響も受けていたののではとされる文化遺産です。巧みに彫り上げられた石壁のレリーフは仏教の教えを説く為のもので、これもみごとです。9世紀ころにつくられた貴重な世界級の遺産、今後のユネスコの活動にも注力と支援していきたいです。

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May 23, 2006

何気ない空間からの引き算と足し算

『ダヴィンチ・コード』が熱いですが、日本の映画も熱いです。お勧めは渡辺謙主演の『明日の記憶』。『ダヴィンチ~』とは異なり、撮影されるシーンのロケ地は、何気ない生活空間や職場空間ばかりです。それに渋谷の街と田舎の陶芸教室が主な舞台ですが、やはりロケに特別な配慮は何もありません。ラストシーンにもつながる最初のシーンの場所も同様です。

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May 22, 2006

建築的にもみどころ満載!ダヴィンチ・コード(2)

醍醐味といえば、世界遺産の「ウェストンミンスター寺院」も、『ダヴィンチ・コード』の舞台となっています。イギリス中世の大規模ゴシック建築で、現在でも英国王室の戴冠教会として冠婚葬祭が行なわれる格調高い寺院です。中には歴代の英国王室や政治家のお墓が並んでいます。アイザックニュートンのお墓以外にもイギリス代表の偉人たちが眠っているそうです。

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May 21, 2006

建築的にもみどころ満載!ダヴィンチ・コード

書籍、TVにはじまり映画も封切りとなった『ダヴィンチ・コード』が熱いですね。やはり、さっそく観てきましたが、ストーリーもさることながら、パリとイギリスの名建築がずらり映像化されていてみごたえがありました。

主要な舞台となっているルーブル美術館ガラスのピラミッドも注目ですが、1985年から1989年にかけての大改築時にI・M・ペイが設計…といった話題からはチョッと外れて建築の豆知識を少しほど。

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May 15, 2006

SKY OF THE TOKYO(丸の内)

Mejiseimaikan01GALLERY A'(ギャラリー エークワッド)では6月9日までの間、明治生命館の歴史的位置付けと文化財の保存再生に関する記録を紹介しています。昭和の建築物としてはじめて重要文化財に指定され、その貴重な建築ファサードは2001年より全面改修されました。施工当時の記録から改修に至るプロセスをみることができます。

Mejiseimaikan05GALLERY A'のWEBページから1934年の建築当時の施工写真やその歴史などが紹介されています。躯体工事段階で外装のモックアップを飾っているものがありますが、当時の時代背景を思うと圧巻です。明治生命館に託す建築関係者の熱い想いが感じられ、印象的です。

また、大きな舟でモルタルを練っている左官屋さんの様子が記録写真で見ることができます。ヘルメットでなく麦藁帽子のようなツバつきの帽子を被って作業している様子が、当時をリアルに感じさせます。

Meijiseimeikan00
文化価値の高い建築物の再生に注目されてきていますが、現在の再生の施工技術も調査から施工や維持にわたるまで高度な技術力があるからこそ実現できること。展示会も現物も大変見ごたえです。

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May 12, 2006

SKY OF THE TOKYO(若洲)

Wakasu002004年に事故のあった美浜原発3号機の運転再開の申し入れを関西電力が県と町にした報道がありました。事故の再発防止策対応が気になるところです。
一方で、石油高騰の報道も連日あり、経済動向も気になります。
エネルギー確保の為、他に効率的に解決すべき方法はないのでしょうか?
エネルギー問題に対してしっかりと風を読むことが21世紀の技術立国ニッポンの大きな岐路となるでしょう。

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May 08, 2006

コンランと女性企画チームのコラボ銀行店オープン

本日、白金に「ザ・コンランショップ」の内装設計協力を得て三井住友銀行の新型店舗がオープンしました。該当地区は言わずとしれた富裕層の多いだけに、どうやら「シロガネーゼ」をターゲットに三井住友銀行の女性プロジェクトチーム「Next W・ingプロジェクト室」による企画だそうです。

店舗内には、コンランの新作インテリアグッズがならび、気軽に資産運用の相談に立ち寄り新規顧客の確保を狙いとしている様子。「白金高輪コンサルティングオフィス」という名の店舗で、あくまでも資産運用が専門。つい先ほどTV東京でも特集で紹介されていましたが、さながらラウンジでくつろぐ感じの部屋の映像が紹介されていました。

「ザ・コンランショップ」は、首都圏ではパークタワー内にある新宿本店と新丸ビルにある丸の内店がありますが、洗練された気取らないデザインのインテリアアイテムが人気で、いつも賑わっています。『ライフデザインのクオリティを高めること』をコンセプトに、身近な実用性のある調理道具や食器、水周りなどにデザインに

最近女性の発案する企画の時流をつかんだ企業戦略が目立ちますね。経済的のほかに、街の活性化にもたいへんいい傾向だと思います。インテリアをはじめ、女性がもっと建築や都市整備に及ぶまで活躍していくよう期待したいです。
ところで「シロガネーゼ」のよくお連れのワンちゃんの休憩スペースもあるのでしょうか?チョッと気になります。

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May 03, 2006

ブラピによるニューオーリンズ建築復興支援

ブラッド・ピットが建築コンペの審査委員長に名乗りだしたそうです。昨年アメリカのニューオーリンズで猛威を振るったハリケーン「カトリーナ」。ニューオーリンズの街の復興支援として、1万軒の建築物に関する緑化基準を監視する「グローバル・グリーンUSA」と協力し、出資することを発表したもの。(情報源はこちら

そのコンペはカトリーナの被災の一周年にあわせて8月には選考結果がでる予定といいます。環境を意識したデザイン性の高い建築を目指しているそうですが、それには、チョッと募集期間が短いのではと感じるのは気のせいでしょうか?

でのさすが、ハリウッドスター。やることはデカイですね。一緒に暮らすアンジェリーナもこの復興支援にかなり協力的な様子。ビッグなボランティア活動になるのではないでしょうか。

ところで、ブラピとアンジェリー名は仲のいいお二人ですが、もしケンカにでもなったら、やはり「Mr.&Mrs.スミスicon」のようなド派手な夫婦ゲンカとなるのでしょうか?映画のような自宅をメチャクチャに破壊するような夫婦ゲンカであれば、きっとリフォーム業者は修繕するのに腕がなることでしょう。見積もりも相当高いものになってしまうでしょうが、...。

現実の復興支援に関してはコンペの選考のみでなく、実際1万軒もの建築物がすべて完成するまで、お二人の今の熱愛ぶりが続くことを願っております。


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