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October 15, 2005

女性用トイレは経済効果のバロメーター

10.15付日経プラス1の「何でもランキング」では、女性派遣社員が働きやすい職場が掲載されていました。興味深いのは、そのNo.1には、“トイレがきれい”であることがあげられていました。

女性派遣社員の理想のワーキングスタイルを想像すると、個人の能力を認められて短時間で高収入を得られ、自分の時間が自由に確保できる環境であることが好まれるという印象ですが、トイレのことが1番に上げられているのは、意外なランキングでした。

記事の中で、「清潔なトイレは会社として余裕があるかどうかの目安」といった意見が紹介されています。働きやすさを配慮し設備を充実させる考え方として、ファシリティマネジメントがあります。企業が人材を有効な経営資源として考える場合、企業の施設を快適に利用できるようにし満足度を高め、人材から出力される知的財産の向上を図る手法がファシリティマネジメントに含まれています。

ファシリティマネジメントはトイレ等の施設だけでなく、土地や建物そのもの、事業活動の空間、地域環境などの整備・充実も含まれます。また、高度情報化社会ですから当然ITネットワークの整備なども含まれてきます。しかしながら、毎日利用し、女性にとってはお化粧や身だしなみのチェックをしながらホットできる空間がトイレ。身近な空間にチェックが厳しいのはさすが女性ならではの感覚です。

ゆったりとした清潔感のあるトイレが人気なのは、職場にはじまったことではなく、数年前からデパートなどで特に女性用トイレのリニューアルがされています。今年も新宿のある有名デパートがトイレの利用状況を確認した上で、抜本的にトイレをリニューアルした事が建築雑誌等でも話題になっています。

そのデパートでも女性トイレの面積の拡張を快適性の充実を果たしています。やはり、女性トイレが充実しているデパートでは売り上げに大きく影響すると言われています。デパートのほうは顧客サービスに観点を置いていますが、いずれも女性用トイレが経済効果のひとつのバロメーターになっている様子です。

清潔で明るいトイレ空間を作る上で、好まれ多く利用される建築仕様は主に下記があげられます。

 1)間接自然光や照度の高い間接照明と姿見の配置(化粧、ファッションのチェックし安さ)

 2)洗面器の使い分け(手洗い用、化粧、歯磨き用等)

 3)白またはアイボリー系の色調壁を基本(汚れが目立ち安い為、逆に清潔を保てる)

 4)木製インテリアや観葉植物の配置(癒し空間へのイメージ)

その他商業施設等では、幼児用の安全な空間や荷物を仮におけるロッカー等の設備スペースの確保などが上げられます。

身近なトイレの空間の快適度はいかがでしょうか?

事業者の方々、女性の目は意外なところに厳しいですよ。

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