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October 02, 2005

アスベスト情報機関整備の必要性

今度の土曜日にNHKスペシャルで「アスベスト~あなたの不安に答えます~」という特集番組が放映される予定です。番組制作に先立ち『皆さんご自身の経験や日頃のニュース報道等をふまえ、不安に感じること、知りたいこと、国や企業などへの要望等、お寄せ下さい。』として大きく取り上げ、広く意見を募集しています。

アスベストに関しては様々な情報が飛びかい、憶測や不安から?と思わせる情報が先行したりしていますので、的確な情報を広く伝達することは大変有意義であると思います。番組報道に期待したいですね。

一方、政府は29日の関係閣僚会議決定で、「石綿新法」の骨子を示しました。法の目的は、石綿による健康被害者をすき間なく救済すると唱えていますが、知らず知らずにアスベスト被災してしまっている人達や遺族について、どこまで行政が知り得るかが課題であると思います。

なぜなら、救済の認定基準を「石綿を原因とする疾病であることを証明する医学的所見があること」といているからです。 アスベスト被災者または遺族が申告しないと救済できないと言うことです。また申告の前に病院に出向き、診断書等の医学的根拠を準備しなくてはならないからです。自分がアスベストの飛散を受けているか不明であったり、仮にわかったとしても病院に被災者の診断書が残されているか定かではありません。遺族にとっては、大変申告で時間と経済負担のかかる話です。

直接アスベスト関連の製造や工事等に従事していた労働者のなかには生活弱者もいるかも知れません。行政の救済に差があってはならないと思いますが、アスベストが使われてきた背景を考えると、大変難しい対応です。

今回、報道されるNHKの特別番組をはじめ、広く情報を提供したり、被災者への情報フォローを行え、行政との連絡調整が可能な情報機関整備が喫緊に必要であるような気がします。そういった情報機関の整備は、不安や混乱を避けるのに大きく貢献するのではないでしょうか。

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