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October 14, 2005

高級インテリア志向、その次は...

10.13付日経新聞に~都市回帰/高級インテリア志向~『百貨店、家具売り場充実』という見出しの記事が目に付きました。都心部のマンション販売が好況であることからわかる様に人口の都市回帰に加え、こどもを持たない世帯を中心にインテリアにお金を惜しまない消費者が増えているそうである。新聞の記事にはそういった消費者層をターゲットに百貨店がインテリアの売り場やフロアーを充実させていることが書かれています。

私もよく街を歩きまわりますが、確かにひところの雑貨屋ブームが落ち着き、インテリアの充実した店舗が目立つようになってきた様に思えます。雑貨はコスト的には手ごろで魅力がありますが、販売店やメーカーが変わっても意外と似たようなデザインが多く氾濫しているように感じます。

雑貨の氾濫に少し飽きてしまったのか、雑貨よりもすこしスケールの大きい家具類に消費者がデザイン性を追求しはじめた様子です。また景気も上向きということなのでしょう、経済的にもすこし余裕がでてきてコダワリのある部屋造りをしようとする層が増えてきたのだと思います。消費者が住環境の空間を意識し始めた証拠ではないでしょうか。

実際、シンプルで個性的で優れたデザインの雑貨を購入しても、それを飾るリビングルームや自分の部屋に一貫性のあるデザインを持たなければ、空間としてちょっとバランスが悪くカッコつかないですよね。空間を意識しはじめたコダワリ層にインテリアはきっと人気となっているのでしょう。

生活の基本となる『衣』『食』『住』。従来『衣』や『食』への消費者のコダワリは当り前のよう存在していました。着こなしが上手であったり、ファッションセンスがいい人はカッコいいですよね。手ごろで美味しい料理を出してくれる飲食店を知っていたり、ちょこっとした料理でうまい肴をつくってしまう人なんかもカッコいいと思います。

以前から、そんな感覚で『住』へのコダワリも普通に感じる様になれば、どんなに生活環境が向上するかと感じていました。でも、近年になっていよいよと言うかやっと『住』へのファッション&デザイン性の追求が活性化され始めてきた気がします。インテリアへのコダワリの次は、更なる空間『建築』への一般消費者の欲求がいっそう多様化・細分化しはじめるのではないでしょうか。

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