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August 01, 2005

いまどきの「書斎」の意義(3)

会社の話でなく、「書斎」についての話に戻しますが、これからの「書斎」には、自分が調べ上げてもつ情報と他人のもつ情報を交換できるアナログ的なコミュニケーションの「場」を必要としている気がします。また、単なる情報の交換だけでなく、その情報をもとにした考えや思想などを語り合える仲間が身近にいたら楽しいかもしれません。仕事に関する情報交換に限らず、趣味の情報交換であっても、会話を交わすことにより、新しい発想が浮かんだりビジネスチャンスを生む可能性が高まるのではないでしょうか。

そんな情報交換の場を可能にしている将来の「書斎」像として、実在している代表的なものがあります。アカデミーヒルズ六本木ライブラリーがその例です。図書館ではありますが、コミュニティの場もあります。空間のコンセプトとして、『役に立った知識を、「これ良かったよ」と仲間に教えてあげる、共有の精神を表現する場所』としています。知識社会に進む中でこういったコミュニティの場と「書斎」的な調べものが効率的にできる場の融合した施設が多く必要になってくるような気がします。

これからは、「書斎」でひとりで思考しカリスマを生んだ時代から脱皮し、「多機能図書館」的なソーシャルコミュニティ施設で互いに研鑽しあい「成功キャリア」を生む時代になってくるのではないでしょうか。供給過多になりつつある事務所ビルがこういった進化した「書斎」的「場」にコンバージョンされることも予想されるでしょう。今後こういった「場」から会社の枠を超えた有能な人材の交流基点が今後出没してくるような気がします。

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