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August 26, 2005

アスベスト吸引と喫煙の関係

ある行政のアスベスト講習会に参加してきましたが、その中で医師の説明で興味深い数値をあげていました。それは、アスベスト吸引者と喫煙者の肺ガンの発生確率についての数値です。

健康体で喫煙しなくかつアスベストの吸引経験のない人の肺ガンの発生率を「1」と過程した場合、アスベスト吸引者の肺ガン発生率は、統計的に「5」となるそうです。つまり5倍の確率で肺ガンの発生率となるわけです。
一方で、アスベスト吸引経験がない愛煙家の肺ガンの発生率は「10」とのこと。そして、アスベスト吸引経験がありかつ愛煙家の肺ガンの発生率はなんと「50」になるそうです。

アスベスト吸引と喫煙との相乗効果で恐ろしいほどに、肺ガンの確率が高くなることを知りました。アスベストと身近に接していた製造工場の従業員や建設作業員の方で愛煙家の方がこの数値を知ったら、ぞっとするのではないでしょうか。

でも、よーく数値を良く見ると愛煙家のほうが肺ガンになる確率が高いではありませんか?!意外です...。
建物所有者、管理者あるいは事業主は、居室環境の整備としては飛散性のアスベスト対策よりも分煙環境と禁煙環境の整備をするほうが喫緊の課題のような統計数値です。
しかし、アスベストの吸引履歴がどのくらいか、また、愛煙家も1日何本どの位タールの強いタバコを何年間くらい吸った場合かのデータの説明はされていませんでした。

いずれにしても、両方ともに体には非常に良くないと言うことです。現在直接飛散性アスベストを扱う就業者は建設関連、特に解体工事や改修工事に関わるの方が多いと思いますが、愛煙者の方、特に気をつけていただきたいですね。

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