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July 31, 2005

いまどきの「書斎」の意義(2)

思えば、インターネットとユビキタス技術の発達で、かつて「書斎」でじっくりと調べた空間はあまり必要でなくなってきた気がします。インターネットで検索を駆使しれば、大抵のものは知ることができるからです。かつて本屋で探し当てて買ってきた書籍や図書館で苦労して探し借りてきた本をじっくり読む必要性が少なくなってきました。必要なときに必要な情報を取り出せる環境に社会全体がなってきた背景があるのではないでしょうか?

では、「書斎」の意義は現代において何なのでしょうか?逆に言うと調べることに長けたインターネットにない、劣っている点とは何でしょうか?私は、考えることとコミュニケーションすることであると思います。コンピューターは当然考えることはできません。また、メールやチャットなどのコミュニケーション技術はコンピューター社会で発達していますが、相手が誰なのかや自分との知識・専門性の差がわかりません。実際に信頼の生まれた両者が会って情報交換をしたほうがよいに決まっています。

会社の中でもいわゆる「会議」よりもブレーンストーミング的な「検討会」を開催したほうが、早い時間で有意義な結論が出たりすることがあります。一方で、SOHOと言うワーキングスタイルもあることから、会社の意義も活発な「コミュニケーション活動」を提供できるファシリティ施設という考えも最近では言われてきています。逆に言うと、会社でみんながパソコンに向かってじっと仕事をしているような会社はあまり元気のいい会社といえないのかも知れません。
(つづく)

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