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June 30, 2005

納得のいく非日常のハウスウェディングスタイル

arkangel_daikanyamaハウスウェディングというと、やはり先駆者で勢いにノッテルのは「テイク・アンド・ギブニーズ」(T&G)。代官山ではT&Gが「アーカンジェル代官山」をプロデュースしています。結婚式という人生の華やかな記念日に、非日常空間を徹底的に演出するT&Gのコンセプトは実に一貫していますね。

結婚式場の建築物はホール的な箱建築が従来多くありましたが、それをT&Gは打破したといっていいでしょう。こじんまりとした施設が多いですが、使用されるファサード部分は建築的にも造形的に凝ったモールを用いたり、ロートアイアン(鍛鉄)の手摺や格子を多用し、インテリアや照明、アプローチ部分のアトリウムに水や緑の潤いを与えし、見事に異空間を演出している。小技がかなり綿密に仕掛けているので、歴史ある時代を感じさせるチャペルに見えたりもします。

他にも新しい式場スタイルを提案しています。顧客満足度が高く、芸能界をはじめ多分野からの熱い支持も多いのは、社長の人望が一役買っている為でしょう。次々と東京の好立地やファッション街に新しいウェディングスポットを開拓し続けています。IT産業やWEB業界のデジタル産業が盛況な中、T&Gの戦略コンセプトは、実にアナログ的であり、ディズニーのサービス精神に近いのではないでしょうか。

街並を選ぶことにより、また、主張しすぎない上品な異空間を提供することで、建築的にも周囲に違和感なく施設が溶け込んでいます。偶然にも散策の際に、偶然にも結婚式にであったら通りで参列し思いっきり、主役の新郎新婦を祝福してあげましょう。ホントにそんな気にさせてしまうハウスウェディングの空間です。

こちらでも、何度か華ギャラリーコットンローズのブーケが華を添えています。

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June 29, 2005

代官山ハウスウェディングのホットプレイス

madame_toki00ハウスウェディングが流行ですが、代官山にあるこのレストラン「マダム・トキ」でも人気です。一軒家をレストランとして使われてして、あたたかみのある外装色とクラシックな内装がアットホームな食事を演出してくれます。様々な記念日に利用したくなるレストランです。ドラマロケでも使用されたこともあるそうで、知る人ぞ知るホットプレイス。

madame_toki01こちらで披露宴をあげたカップルの中にも、華ギャラリーコットンローズのブーケが何度か華を添えました。

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June 27, 2005

たまにの『神頼み』もありですね…

近頃いろんな想いがなかなか上手く進んでいかなく気持ちがモヤモヤとしていたので、改めて思い立って厄払いをしてきました。いつも年始に初詣等で明治神宮でキチンと家内安全の祈願をするのですが、後厄の年で、振り返ると後厄の祈願はしていない…と思い出し、そう気づくと兎にも角にも気持ちが晴れないため参拝に行ってきました。

蒸し暑い中ではありましたが、表参道側の鳥居の正面をくぐり、境内の参道の真ん中を歩き、手水をとり、お参りしてきました。もちろん、お賽銭箱の前のみの神頼みではなく、神楽殿に入り神主さんにしっかりと祈願をしていただきました。たまたま、祈願の際に最前列中央に座らせていただけたのですが、二拝二拍手一拝が終わった際は、そのせいか、気分はすっかり晴れ晴れとした思いとなりました。

また、参拝した日が大安吉日であった為、結婚式を挙げている風情ある場面にも出会い、豊かな幸せな気持ちに引き換えられました。さらには、祈願の際にいただいた教育勅語の口語文訳を深く読み、改めて気持ちがひきしまりました。自分を萎えさせない為の一連の行動でしたが、『思い立ったが吉日』でたいへん気持ちが落ち着き、よかったです。神聖で荘厳な空間には、気分を一新させるパワーを持ち合わせています。

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June 26, 2005

散歩とインテリアセレクトショップを楽しむ

zero_first00こちらも代官山の旧山の手通り沿いにあるインテリアのセレクトショップですが、どちらかと言うとポップなデザインが中心の『ZERO FIRST』。個性的なインテリアや雑貨を好む方には、うれしいショップです。

zero_first01目を惹いたのは、店頭のショウウィンドウに飾られいた真っ赤な自転車。前輪が2輪になっています。表のガラスウィンドウに展示されていますが、このスペースは、「新商品や定番家具に季節感とトレンドをプラスしたコーディネイト」ということですので、なるほど見ごたえがありました。

他にも代官山は路地に入り込んだスペースにブティックと並んでインテリアや雑貨のお店が点在し、街を縦横無尽に歩き回りそんなお店を探すのもなかなか楽しいものです。青山・表参道地区と並んで、元気を感じる街ですね。


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June 24, 2005

セレクトショップでバウハウスの魂に触れる

collexインテリアのセレクトショップ「COLLEX」。店内を覗いてみると、バウハウス出身の女性作家(名前を忘れてしまいました…)が晩年に創作したコーヒーカップが目を惹きました。

白と黒のモノトーン色のシンプルなデザインですが、なんとも言えないクラフト感のあるコーヒーカップです。カップの色は、単純な「白」や「黒」ではなく、どちらにも渋茶色がほんのり入った様な温もりのある柔らかい色合い。こんなものをプレゼントされたら嬉しいだろうなぁとシミジミ眺めてしまいました。

このお店のコンセプトが「年代を限定せず、世界中からプロダクトデザイナーの作品を集めてギャラリースタイルで提案する~」とあり、セレクトされたアイテム達に納得です。いろんな発見と出会いそうなショップです。

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June 23, 2005

「LOHAS」志向に時流の勢い。(2)

2005.6.22付けの日経新聞に『2005年上記ヒット商品番付』の発表がありました。その中に「LOHAS」が西の大関に番付されていました。ライフスタイルが“贅”と“倹約”のパターンとで二極化する中で、単なる“倹約”とは異なる「LOHAS」的志向。静かではあるけれど、やはりブームなんですね。LOHASとは、先日でも紹介したとおり、「人間の健康と環境の保護を優先し、持続可能な社会を追求するライフスタイル」。(雑誌『LIVING design』より)

様々なWEBページ等では紹介のあるものの、個人のオリジナリティあふれる「LOHAS」スタイルはなかな見かけません。自然派志向であり、なにも特に率先してアピールするライフスタイルではない為、目立つものではないでしょうが…。でも今後、スマートでオリジナルな「LOHAS」スタイルを発見したり見かけたら紹介していきたいと思います。

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June 22, 2005

Sky of the Tokyo (代官山)

egypt_taisikan00旧山の手通り沿いにもうひとつある大使館が、エジプト大使館。砂岩の外壁を段々状にしている意匠はピラミッドを表現しているのでしょうか。外壁のボリューム感がもの足りない点と、すこし薄汚れている点が、ちょっと残念。荘厳なエジプト文明をイメージさせるには、大きな石灰石をドンドンドンと積み上げた正面の顔が欲しかった気がする。

egypt_taisikan01一方で、玄関先に飾られている男女の置物が妙に気になりました。

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June 21, 2005

Sky of the Tokyo (代官山)

mal_taisikan00久しぶりに代官山を散歩してきました。メインストリートの旧山の手通り沿いのみですが…。いくつか興味をひいたものを写真で紹介します。
まずは、マレイシア大使館。コンクリートの打ち放しが美しくデザインされていています。こんなにもコンクリート造の建築で軽く爽快に表現している例は少ない気がします。爽快なファサードは、東南アジアの熱い国のイメージをも、さわやかな印象にしてしうパワーを感じます。

mal_taisikanすこし経年によりコンクリート部にクラックも見られましたが、その辺も「味」となって見えるのが不思議です。コンクリートによる繊細なディテールから、建築の際に職人さんたちが気をつかって造りこんでいた様子が想像できます。

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June 19, 2005

ミリオンダラー・ベイビーで知る生きる重さ

映画を観ることが好きで、月に2~3本鑑賞しています。このブログにはひさしぶり映画コメントです。
このブログ自体『~建築コラム!』としていますので、すこしその辺を意識してたまに建築的・ライフスタイル的なコメントがでいるものについて時折書いています。

最近、観たのは「ミリオンダラー・ベイビー」。女性ボクサーの半生を題材にした人間愛がテーマの映画です。最後の場面は、信じられないほどの絶望感に襲われます。体が熱くなる一方、精神的にノックアウトされてしまう程。
家族を愛し、ハングリー精神でいろんなものに打ち勝っていった主人公マギー。その努力は何だったんだろう…。

テンポのいい前半とかわって最後のシーンは、カットの変化もゆっくりとしたフェイド・アウト&インし、いろんな場面をフィードバックさせます。そのひとつに物語の途中で、マギーが自分の母親に家を購入する場面が印象的でした。自分の手で稼いだ努力の結晶を、『家』という形で母を喜ばせる為にプレゼントします。普通に考えれば、とてつもない母の喜びを期待するところですが…。

しかし、期待はずれで違いました。生活保護を受けながら、トレーラーハウスに住む母は、プレゼントされた立派な家に対して文句を言います。「生活保護が受けられなくなる、家具の購入費や光熱費が支払えない、家を購入するお金があったらその金を渡してくれればいい」と…。

家族とはいえ、異なってしまったライフスタイルの違いの溝は大きすぎました。それでもマギーは母を愛し続けるのですが…。家族愛を必要とする身になっても、家族からは見捨てられてしまいます。せも、最後はほんのわずかな瞬間ですが、自分が信じた初老トレーナー:フランキー・ダンの愛情に包まれます。ファイトネームの意味も知って至福の表情を浮かべ…。

この映画で、改めて生きていくうえでのいろんなライフスタイルがある事を実感。家族同士、同じ環境のなかで生活しあっても、想いにより少しずつズレが生じてしまうことの恐ろしさも知りました。コミュニケーションの大切さ感じます。また、生きていくという事は、程度のいい「家」に住むことで表現されるのでは無いと言うことも。

この映画は、RG-12指定となっていますが、それはファイトシーンのためではなく、主題の難しさに対してであることを映画を観て初めて知りました。主題と表現の難しさを巧みに描ききったクリント・イーストウッドの人間愛に対する挑戦とアカデミー賞を4部門獲得の結果に拍手。考えさせられる映画でした。

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June 18, 2005

「LOHAS」志向に時流の勢い。

雑誌『LIVING design』にLOHAS(ローハス)特集が掲載されています。LOHASとは、まだ聞きなれませんが、「人間の健康と環境の保護を優先し、持続可能な社会を追求するライフスタイル」(同誌)と紹介し、最新の100のコラムからわかり易く具体例をアプローチしています。

身近なコラムとしては、スーパーのエコバック、最近流行のヨガや自然派コスメ、ミネラルウォーターについて詳しく紹介され、意外にも知らなかった情報を得られます。また、興味をひくものとしては、子供の名前に自然はが増えてきていることや、LOHASのリッチ層で新しい富裕層を「ボボズ」と呼んでいるライフスタイルがあることを写真と共に紹介されています。建築の記事もあります。環境を意識したインテリアや建材のコラム、それに建築家の隈研吾氏のインタビュー記事もありました。

肩肘張らない「LOHAS」志向が、今後のライフスタイルの基調になっていくような気がします。

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June 17, 2005

建物点検・メンテナンスの重要性

一昨日、外壁の脱落事故のニュースがありました。負傷者も発生し、通行中の乗用車のボンネットもV型に曲がり、事故当時の激しさが伝わってきました。重症を負われたようで傷ましいことです。

脱落した部分の壁や落下した破片え写した数秒間のTV映像からは明確なことはいえませんが、外壁に張られたタイルの下地は躯体調整の為のモルタルが厚く塗られていた様子が見受けられました。1センチ程度を何層か分けて下地を施工していたのではないでしょうか。タイル下地で躯体の不陸調整を行うことはしばしばあることですが...。塗り厚さが通常より厚く見えました。

しかし、道路斜線制限で建物を斜めにデザインされた箇所は雨に直接あたりやすくタイルやタイル目地そのものには止水性が一般的にないため、下地部分に雨水が浸みやすい状況です。また、日射の影響もあるため、日常の寒暖さで外壁のタイルや下地、躯体自身が伸縮しヘアークラック等を発生させます。したがって、そういったヘアークラックが生じた場合、そこから雨水が浸入し下地を傷めることになります。コンクリートや下地モルタルの中性化の現象です。

そういった現象を回避するためには、建物の天端面等へのタイル張りの自粛や施工時の精度の高い躯体施工管理、建物の定期的な点検等が主にあげられます。建物が竣工してじから複数年を重ねる場合は、建主による建物点検が重要となります。

タイムリーにも今年の6月より、「主に建築物単体の安全性と、市街地の面的ぼうさい機能確保に関するもの」の内容の建築基準法改正が施行されました。要するに「損傷や腐食などの劣化状況を定期的に点検すること」を義務付けた内容です。

建物も定期的に点検したりメンテナンスを実施しないと加速的に劣化が進行します。都心には数限るないほどタイル張りの建物が存在します。氷山の一角である事故とならない様、これを機会に建物所有者や管理者は、建物の点検やメンテナンスの重要性を再認識していただきたいです。

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June 15, 2005

世界最古の遺跡発見!?

世界最古の遺跡が発見されたニュースが主要紙記事(毎日新聞読売新聞他)で紹介されている。その情報の源は英国インディペンデント紙によるそうだが、詳細はわかっていない。しかし、『世界最古といわれている英国のストーンヘンジよりも2500年以上も前…』というから興味をひく。原始的な遺跡のようであるが、複数確認されていて、それぞれが同じような造りをしている様子だ。写真等の記事もないため、詳細の情報が知りたいですね。

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June 14, 2005

SKY OF THE TOKY(表参道)

mori_hanae_bld25年以上も前に建てられているが、周囲の移りかわる風景に常に同化し、見劣りしない建築:ハナエ・モリビル。ガラスカーテンウォールを用いた近代建築の象徴であり、故:丹下健三氏による設計である。また、正面中央にあるステンレスの緩やかな曲線を描いたオブジェは、この手のオブジェの先鋭的な存在である。外装の反射ガラスにケヤキの若葉を写し、街に同化する建物の存在をこのオブジェが認識させている。

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June 13, 2005

雑誌『DETAIL JAPAN』への期待

DETAIL JAPAN』という雑誌が創刊されている。施工ディテールを多く示した雑誌ということで建築技術者としてたいへん興味をもち、定期購読をはじめまています。その『DETAIL JAPAN』が、創刊記念として「現代建築とインテリア」のセミナーを赤坂プリンスホテルで開催するということで、セミナーに出席させていただきました。

セミナーには、ドイツの『DETAIL』編集長Christian Schittich氏による「DETAILから見るヨーロッパ現代建築の最新潮流」、建築家:岡部憲明氏による「人間と空間を結ぶ - ディテール」、建築家:隈 研吾氏による「光と触覚性」の講演を聴講することができました。まだ発表されていない最新の建築写真のスライド等の紹介もあり、日欧の時流の建築についての情報を得、たいへん有意義な時間を過ごすことができました。

隈 研吾氏の建築には「ルーバー」がテーマのひとつになっていることは知られていますが、主要建築材料のコンクリートに代わる建築素材を追求している“アンチコンクリート派”的発想でつくりこみをしていることを知りました。異種建築部材を使用することで、多く本来の建築性能を発揮すべくリスクを背負い、細かいディテール検討を必要としている点に興味をひきました。自然素材を扱う作品等から穏やかな印象がありましたが、建築にたいして挑戦的かつアバンギャルド的面にすこし驚きました。

また、岡部 憲明氏の講演では関西国際空港とロマンスカーVSEを創り出す過程のプロセスを細かく聞くことができ、その多角的な視野から検討されて、細部までこだわったディテール説明に圧倒されました。セミナーの最後には懇親会もあり、僭越ながら岡部 憲明氏とご挨拶をすることができ、その際に、講演の際に紹介されていたロマンスカーVSEのコンセプトスケッチについて質問したところ、なんとほぼ1日でコンセプト決めてしまったことや最終的には小田急電鉄の制服デザインまで任されてしまったことなど、楽しく貴重なお話しを直接聞くこともできました。

今回のセミナーは第1回ということで、今後もこのようなセミナーを実施していくということです。読者を大切している雑誌編集社側の意向や雑誌を通じて、『技術的かつ美的な建築をつくりだす為には、入念なコンセプトを有したディテールが必要として可能となる。』というメッセージが熱く感じられました。

従来の建築雑誌では、美しい建築は写真を中心に編集されていたり、ディテール図を多く含んで編集されているものは少かったのに対して両アプローチから徹底的な取材のもとに編集される『DETAIL JAPAN』は、今後たいへん興味深く、期待したい建築雑誌といえるでしょう。

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June 12, 2005

Sky of the Tokyo (表参道)

one_omotesandou木の均一に並んだルーバーが美しい。一般的に見附の細い木を採用した外装だと乾湿による精度の狂いを心配し避けることが多いが、積極的に木製ルーバーを用いている。その結果、建物の奥行きを感じさせないファサードとなっている。隈研吾氏の作品。LOEWEのサインテクスチャーも、日夜の光と影に浮かびあがり、美しい。

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June 11, 2005

Sky of the Tokyo (表参道)

spiral00槇文彦氏設計による複合文化施設、スパイラル。施設の活動テーマは「生活とアートの融合」というだけあって。様々なイベントやコミュニケーションツールの企画・制作、商品の開発・制作などの発表が行われている。施設の中にあるShopも個性的だ。日頃体験しない新鮮なライフスタイルの提案をしてくれている。フツーの雑貨屋やイベント施設とはまた異なったオリジナル性があり、たまに訪れると新鮮な「風」を感じたりします。

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June 09, 2005

W杯出場を決めた熱いエール

W杯出場決定のサッカーの試合をTV観戦していました。がんばりましたねニッポン!スポーツニュースで何度も柳沢選手のシュートタイミングと足首の曲げ方の絶妙さに感心し、途中出場の大黒選手のすばやい動きと追加点を確実に獲ってくれた頼もしさに感激しています。蒸し暑いなかの試合、ご苦労さまでした。

今回の試合は無観客試合でしたが、そのほか感動したのは競技場の外で日本からバンコクの競技場まで応援に駆けつけたサポーターの声援です。しっかりと競技場のなかに響き渡っていました。現地競技場のマイクを通じTV中継され、その声援の大きさを感じることができました。試合を一切見れないにもかかわらす、W杯の出場決定の瞬間の臨場感を味わうために、また選手達をサポートするためにタイ・バンコクの競技場まで行き、応援していたのです。びっくりです。

それでもサポーターは、大きな声で声援していました。そのサポーターの周囲にはモニターひとつないと報じられていましたから、ひたすら時計を見ながら試合をイメージし、応援していたのでしょう。TV観戦でもしっかりと彼らの声は聞こえていました。きっと活躍した選手達ひとりひとりにもはっきり聞こえたことでしょう。おおきな競技場の中と外で熱い気持ちが通じあっているように感じ、こちらも熱くなってきました。

風水などでは、その建物に住む人の運気を高めるために建物に空洞を計画的に設けることがあります。中国の都市などでは、そういった建物が多く存在します。今回のW杯出場決定の試合では、競技場の外部空間と内部空間を結ぶ通用口である空間を利用し、その空洞空間からサポーターが「勝利」への運気を選手達に送りこんだ気がします。久しぶりにTVスポーツ観戦で感動しました。さあ1年後は、ドイツでどんな声が響きわたるでしょうか。すでに楽しみでワクワクします。

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Sky of the Tokyo (表参道)

tos_n00仙台メディアテーク等で知られる伊藤豊雄氏設計のトッズ表参道ブテック。ケヤキ並木の枝ぶりと重なり合う外装はいつ見ても綺麗だ。免震構造を用いることで大胆かつ斬新な外装を実現化する建築手法は、今後外装サファードを遊ぶ建築の王道となるような気がする。また、インフィル空間やその空間で魅せる商品も大切なものであるからこそ、免震構造が生かされている。財力のあるオーナーが建築を遊び楽しんでいるかのよう。

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June 08, 2005

Sky of the Tokyo (表参道)

l_vuittonルイヴィトン表参道。昼間はモノグラム的なシックな店舗のイメージであるが、夜は優美な姿をみせる。外装のやわらかいライトサインと店内からのエレガントな照明と買い物をする人影をエントランスのカラーステンレスの鏡面が映すからであろう。素材にこだわり、職人が丁寧につくりあげるブランドポリシーは、名建築を作り上げる過程に類似する。ルイヴィトンのモノグラムのデザインは日本の家紋がルーツだといわれています。

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June 07, 2005

Sky of the Tokyo (表参道)

anniversウェディング等の記念日を中心にライフスタイルを演出する情報やアイテムを提供する『アニヴェルセル表参道』。挙式やイベントスペースをもち、そういった空間で上品に演出できるナチュラルなウィメンズ&メンズコレクション、アカデミー、デザインギフト情報を発信しています。ライトアップの様相も上品。日中の表参道のお散歩時、一服にお洒落。また、女性にも人気のスポット。

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June 06, 2005

Sky of the Tokyo (表参道)

n_kanngokyoukai_bld最近TVドラマの背景などにシバシバみかけるのが、この日本看護協会ビル。ガラスの円錐形のサファードと明るいネオン照明が特徴。「より良い看護の提供」を目的に健康と保健医療福祉の向上を目指して建てられ、一般人も「JNAプラザ」に自由に入ることができる。看護の歴史や最近の話題を提供している。外観イメージの通り医療看護に開かれた施設です。  

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June 04, 2005

Sky of the Tokyo (表参道)

dior_o_0021世紀美術館でもおなじみの妹島和世による設計の表参道Dior。ぽっかりと都会の夕時のとばりに浮かぶさ様相は、ため息が出るくらいに美しい。まるで宝石箱の様である。建物の足元から最上階の稜線まで同一なやわらかい光を放つディテールが惹かれる。

dior_o_01写真は、3月に撮影したもの。今、ケヤキ並木は元気のいい緑の葉に覆われている。表参道の名建築の夜景は、ケヤキの枝のシルエットが美しい冬の時期が最適であった気がします。貯め撮りしてある表参道の名建築の夜景をいくつか紹介していきます。

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June 03, 2005

「インフィル」再考(21)

自動車業界のみでなく経済界全体でもひとり勝ちと驀進しているトヨタ自動車は注目の的ですが、自動車の内装で注目したいのは、日産自動車の動きです。もうすっかりTVコマーシャルでも、お馴染みですが、レイ・イームス、アルネ・ヤコブセンらのデザインした名作椅子を紹介しながら、日産自動車の内装インテリアの高品質を売り込んでいるのは周知でしょう。

実際にショウルームに出向いてみても、シートなどは従来の機能性を確保しながらも、同時にその材質、縫製、肌触り、質感は高級家具そのものです。一般に、高級家具のみを購入しようとすると、その価格の高額さに驚きますが、車体とのあわせたその値段を考えると、実に格安感であり、そのアピールに力が入る気持ちがわかります。日産自動車のホームページでは、身近にインテリア専用のWEBサイトも用意し人気を得ています。実感として、そのセンスの良さを知ることができます。

ところで、考えてみると車の内装を大切にするセンスのいいヒトは、自分の家のインテリアにも気を使っているヒトの様な気がします。少なくとも私の知る身近な人達は、そうです。車の中が絶えず汚れていたり、手入れができていないヒトの部屋は同じように片付けが悪く汚れています。一方、手入れの行き届いた車の持ち主の部屋は、インテリアも含めてキチンとしている傾向にあります。

考えてみれば、部屋を整えインテリアをそろえたりしているヒトは年収もあるレベルよりも上でしょうし、個性的なこだわりを持つヒトが多いでしょうから、車を購入する場合いくつかのオプションをつけて購入することが多いかも知れません。センスのいい顧客層に的を絞った経営戦略は、やはりカルロス・ゴーン社長の戦略のひとつなのでしょうか。
(つづく)

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June 02, 2005

「インフィル」再考(20)

「ハウルの動く城」の話からスペースシャトルへ話が転じて、極端な「スケルトン&インフィル」の事例になってしまいました。でも、動く居住空間とそこにいるヒトの意思や使命感が共鳴しあったとき、それはものすごいパワーや貴重な無形財産を受け入れることができるような気がします。それは、何も究極の乗り物でなくてもそのような実例はたくさんあります。

旅をするときに、ちょっといい席を確保したいと思う気持ちは、そんなことから沸き起こるのではないでしょうか。そうした旅行は、キャッシュカードのCMではありませんが、プライスレスな何かをきっと獲得するような気がします。先に紹介した様に、新型ロマンスカーVSEが好評であったり、JRのトワイライトエクスプレスが常にすぐに座席が満席となる人気ぶりが継続していたり、船旅でも高価な客室に人気があるのは、そのせいでしょう。

しかし、電車や船の場合は残念ながら模様替えはできません。強いていえば、電車で進行方向の並んだいすを回転させ4席を向かい合わせにさせる程度です。自分なりの心地よい空間は、なかなか得ることができません。「スケルトン&インフィル」を実現させる乗り物は?というと、意外にも身近に自動車であることに気づきます。最近の自動車は、多様なオプションインテリアを選べる、動く空間のいい例です。
(つづく)

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June 01, 2005

「インフィル」再考(19)

一方、「宇宙からの贈りもの」の書中に毛利衛氏は、スペースラブで実験をくり返すなか、顕微鏡で見める細胞と窓から見る美しい地球とが同じように見えた感覚から、生命体としての自己認識をされたと表現されています。そう感じた瞬間、きっと自己も含めて宇宙空間そのものが一体と感じられたのではないでしょうか。

この感覚は「禅」の“無”の感覚と似ているのではないかと私は思います。いずれこの「スケルトン&インフィル」のコラムで、「禅」についても今後少し記述しようと考えていますので、そのときにまた、この話しを持ち出すことにしたいと思います。

いずれにしても、壮大な宇宙空間で孤独に行われるスペースシャトルの業績に、その高度な任務を背負う宇宙飛行士の大変さを痛感します。宇宙飛行士の身体的能力と精神力の強さにはかり知れないものを感じます。「宇宙からの贈りもの」でも数々の高度な訓練を長い時間をかけて受けて宇宙飛行士となる様子が紹介されています。

宇宙飛行士としてミッションを実践するために、身体能力と精神力を鍛えている様子は、人間自身の身体と精神が「スケルトン&インフィル」であるとことを巧みに制御しているようにうかがえます。でも、数々の訓練に耐えうる精神は、子供のころに描いた“宇宙飛行士になりたい!”という熱いあこがれの想いが起動力になっていることも事実です。

強い想いに支えられて、究極に鍛え上げられたバランスのとれた宇宙飛行士の身体能力と精神力に人類の将来の宇宙空間に対する夢と希望をあずけているといっても過言ではないでしょう。スペースシャトルは、究極の「スケルトン&インフィル」を搭載した「人類の動く城」といえるでしょう。
(つづく)

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