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June 02, 2005

「インフィル」再考(20)

「ハウルの動く城」の話からスペースシャトルへ話が転じて、極端な「スケルトン&インフィル」の事例になってしまいました。でも、動く居住空間とそこにいるヒトの意思や使命感が共鳴しあったとき、それはものすごいパワーや貴重な無形財産を受け入れることができるような気がします。それは、何も究極の乗り物でなくてもそのような実例はたくさんあります。

旅をするときに、ちょっといい席を確保したいと思う気持ちは、そんなことから沸き起こるのではないでしょうか。そうした旅行は、キャッシュカードのCMではありませんが、プライスレスな何かをきっと獲得するような気がします。先に紹介した様に、新型ロマンスカーVSEが好評であったり、JRのトワイライトエクスプレスが常にすぐに座席が満席となる人気ぶりが継続していたり、船旅でも高価な客室に人気があるのは、そのせいでしょう。

しかし、電車や船の場合は残念ながら模様替えはできません。強いていえば、電車で進行方向の並んだいすを回転させ4席を向かい合わせにさせる程度です。自分なりの心地よい空間は、なかなか得ることができません。「スケルトン&インフィル」を実現させる乗り物は?というと、意外にも身近に自動車であることに気づきます。最近の自動車は、多様なオプションインテリアを選べる、動く空間のいい例です。
(つづく)

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