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May 13, 2005

「インフィル」再考(15)

「ハウルの城・・・」でも模様替えのシーンが登場します。ハウルの意思が更新されたときに一気におこります。重装備であったお城がどんどん分解し、軽装備なお城になってしまいます。また、ストーリーが進行していくにつれて、ますます簡単な「お城?」になっていきます。最後は空飛ぶじゅうたんのようでしたが...。

これはハウルやソフィアの生き様にかける行動力などの意思の固さと自分自身を着飾る殻の関係を表わしているようにみえます。行動力の意思が固いほど自身を着飾る殻は重装備である必要がなくなり、意思が弱いものは殻を重装備にしたくなるような人間の心理を描いているのではないでしょうか。

要するに、生きていく上で個人の生き様の意思の堅さ堅いほど、それを覆うものは簡単なものになっていく傾向を示している気がします。人間の精神や思想、発想力、意欲等を「インフィル」と考えた場合、自分自身の体の「スケルトン」は、「インフィル」を見通せる質実なものであることを表現していると思うのです。
(つづく)

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