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March 24, 2005

福岡県西方沖地震で思うこと

福岡沖地震については直接携わってはいまい為、マスメディア等の報道からしか情報が得られないが、今回の地震の特徴は、新耐震対応以前の比較的中低層の建物によるガラスの破損事故による被災が目立つ気がする。詳細の情報を収集している最中である。

一方、今回は自衛隊の支援の動きが大変早い様子である。心強い話だ。支援物資の移動や復旧作業、屋根のブルーシートの掛けなおし作業等が報道されている。新潟中越地震のときもそうであったが、地区の駐屯地の自衛隊部隊の判断である程度動けるようになっているという。いざと言うときに、いちいち国のトップ判断にゆだねるのでなく、良識を持った判断濡力のあるそれなりの仕官に任せるのは良いシステムだと思う。

日本は地震大国である。本日も政府の地震調査研究推進本部より、「地震動予測地図」の発表があった。それによると今後30年以内に震度6弱以上の地震に襲われる確率が3%以上の地域が国土の約3割に達するという。
安心して安全に暮らせるために、地震の多様な経験をもとに、地震に強いインフラや構造物の社会基盤整備を実施していくことは大切なことであるが、一方で人道的な行動マニュアルや支援体制マニュアルを整備することも重要であると考えている。知的財産的な、ソフト的な社会基盤整備も間違いなく必要な時代となっている。

国連小常任理事国の条件として政府開発援助の金額の話題が報道されていたが、そういった金額にあらわせない知的技術支援や人道的支援も成果として認められる時代に早くなって欲しいものである。また、日本は地震に対するリスクヘッジに関しては国際的にリーダーシップをとるべき時期に来ているであろう。

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Tracked on May 10, 2005 at 10:10 PM

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