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February 15, 2005

■アナログ主義宣言(1)

高度情報化時代の現在、多種多様の情報が容易に入手できる様になり、それにより生活スタイルはかなり急激に変化してきました。より良いものを、個性にあったものを選択して生活スタイルに取り込むことが可能になりました。また、情報がスピーディーに行き交う事により、商品・製品の平均的品質水準等もかなりレベルアップし、低コストにもなりました。

しかし、現実にはそれらの情報を上手に活用している人々はまだ充分とは言えません。高齢化社会でもあり、また長く不況が続いた背景も重なり、情報端末の環境整備はもちろんのこと、あふれる情報を上手く取り入れたり整理したりすることが不得手のままでいる人は少なくありません。また、情報の活用し方も、なんとなく信じている情報マスメディアに頼り、そこから送りだされる情報に便乗して単純に同調しているのことが大変多い様に見受けられます。

高度情報化に対応しなくてはならない建築施設や社会基盤が必要である傍ら、生活空間において個々人が個性ある豊かな暮らしをする為には、もっと身近な空間に自己発見のできる機会を作ったり、従来の近隣コミュニィを重視し、人々がふれあい意見交換できる場を築き、むしろそういった『自分らしさ』を表現できる環境作りや活動が活発化することが大切であると思います。

一方、残念ながら、生活水準が向上した割にはそこに住む人々の心や精神レベル等の内面性までが全体的にレベルアップした訳ではありません。実際に、なんら不自由の無い生活を送っていても、すぐ身近に隣人殺人、誘拐、自殺、ドラッグ、売春、少年犯罪、ストーカー等の心の屈折が原因となる事件が発生し、社会現象として急激にクローズアップされてきています。一昨日も、非情な事件が大阪寝屋川の小学校で発生しました。許しがたい事件です。その背後には犯人の生活背景には何があったのでしょうか?テレビ・新聞などの報道では、犯人が小学校時代からゲームマニアであることが強調して伝えられています。

多くの生活の行動がボタンひとつやマニュアル通りで、ゲーム感覚のように不自由なく過ごす事が可能となってきましたのが、機械的な殺伐とした社会を創りだした原因のひとつだとも言われています。無機的なデジタル式の生活に空虚感を覚え、自分自身を見失ってしまっている様に見受けられます。注意していただきたいのは、ゲーム自体やそういった便利な生活そのものが決して悪いと言っているのではありません。便利になってきた分、やはり、自分らしさを発見できる行動を自らポジティブに、自発的に行う時間を個々人が持ち、コミュニティ豊かに暮らすことがまさに必要なのではないでないでしょうか。
(つづく)

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