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December 09, 2004

「インフィル」再考

小春日和というか、小夏日和になった日曜日に新しくできたCHANELのビルを横目に通り過ぎ、有楽町にある無印良品の店に行って規格住宅を見てきました。
店舗の1階の吹き抜け部分に2階建てで構造はSE構法という木造を採用し展示されていました。

「MUJI...」らしくスッキリと納まったディテールで白系色の仕上がりである。
スッキリというのには訳がある。住宅をつくるにあたり「編集」と「インフィル」(この場合は『いっぱいに満たす』とうい意)の方法をテーマにしているからだ。

「スケルトン&インフィル」の住宅(以下SI住宅)として、『生活の変化に応じて間取りを自在に変化させることのできる新しい住まいである。』とカタログに謳っている。ん?ちょっと待ってよ!と感じた。提案しているSI住宅は高齢者や幼児にとって決してつかいやすいデザインではないからだ。

一番象徴的なのは、階段と吹き抜け周囲の手すり。最近の住宅はお決まりの様に吹き抜け空間とデザインされた「見せる階段」があるが、同じように「MUJI..」の場合すべての35パターンに必ずこれがある。これって根本的に幼児や高齢者にはあまり都合のよいものでは無い。とても生活の変化に追従している様には残念ながら感じなかった。

実際、真っ白いシンプルな角パイプで構成された吹き抜け部の手摺は、安全の為カタログには無いネットが張られていた...。少子高齢化時代の今のニーズを考慮すると、少し残念である。
提供している住宅のデザインは限られた年代層をターゲットとした「インフィル」の気がする。
(つづく)

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