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December 29, 2004

◆映画「エイリアンVSプレデター」と世界遺産

映画「エイリアンVSプレデター」に登場している南極大陸の孤島地下の遺跡は、エジプトカンボジアメキシコの3つの文明を持ち合わせたものと想定しています。実在する3つの遺跡はいずれも石を積み上げたピラミッドの建築であり、言わずと知れて世界遺産である。

確かに映画の架空の遺跡は、建物内に象形文字がたくさん書かれている様子はエジプトのピラミッド遺跡、使われている石の大きさと色あいから石種はカンボジアのアンコールワットの遺跡、全体的な外観デザインはメキシコのマヤ文化の古代都市の遺跡を彷彿させます。特に外観デザインはマヤ文化のテオティワカンの廃墟とチチェン・イツァのエル・カスティーリョを思わせます。

特にマヤ文化は神秘な部分が多いことで知られています。紀元前800年から400年頃にすでにこの地区で石に彫刻をする技術を持ち最初の暦と文字を発明したとされています。オルティワカンの都市も紀元前100年頃に建設されるが、何の為に誰が建てて何故8世紀に突如陥落したのか不明で、映画のシチュエーションに似ています。一方マヤ文化の終盤は、12世紀にその最盛期を迎えユカタン半島の北部のチチェン・イツァが中心となっています。マヤ文明はすべて神の意思とされる宗教で支配されていた為、生贄も習慣もあったそうです。

実際にチャクモール像という生贄の血を受ける皿を持つおおきな石像もあり、生贄の文化を裏付ける数々の彫刻や建造物があります。また、マヤ文化終盤と同時期に近くのメキシコ中央にてアステカ文化も栄えていましたが、そこでも生贄の儀式はあったといいます。しかも生きたまま心臓をえぐりとる習慣だったとか...。事実はSFや小説より本当に奇なり、ですねぇ。ぞっとします。
高い文化を持ちながら残酷な習慣を持ち合わせている点は映画のプレデターの特徴そのものですね。

このほかマヤ文明の廃墟都市やピラミッドのデザインはインディジョーンズ等をはじめとする数々の映画やディズニーのアトラクションにも影響を及ぼしています。時代を超えて神秘ある建築物なのでしょう。
ところで、バブル時代にエイリアンのデザインをされたギーガ氏のによるグロテスクな空間のバーが恵比寿と広尾の間にあり当時は何度か飲みに出かけましたが、今もあるのでしょうか?...。

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December 26, 2004

Sky of the Tokyo (東京タワー)

w_tree22004年のクリスマスも終わりです。数々のツリーで街が彩られていましたが、やはり東京タワーのツリーが見事でした。

現在このブログサイトは近日中に建築系のコラムサイトに模様替えをする予定です。ただいま準備中です。

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December 22, 2004

Sky of the Tokyo (羽田)

haneda子供たちに人気のポケモンツリー。飛行場でなくもっと身近な公園や広場にあったらいいのになぁ...。

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December 20, 2004

Sky of Tokyo (お台場)

daiba_tree若者でにぎわうお台場のツリー。星型のデザインがお洒落だ。周囲をぐるりと廻れないのがすこし残念...。

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December 19, 2004

「インフィル」再考(4)

いわゆる団地などの狭い住宅などの場合、逆にその空間を精一杯暮らしやすくするため、自由な発想でニーズにあった内装やインテリアを選択している傾向にある。自分の住まいのスケール感を知り、いろいろ考え工夫した上でインテリアや生活必需品を調達し、住まいに備える。自分の生活スタイルにあわせて狭い空間を有効に活用するためには当然である。

これは実は動物が棲家や巣作りをする行為に似ている。というか、人間もほんの数千年前は建物らしいものを所有していなかったわけであるから、必要最低限の広さの住まいで暮らしやすくする行為はごく自然な行為である。インテリアや生活必需品を整備する行為は、動物で言うと狩りで獲物を取得し巣に持ち帰って思うがままに扱う行為なのである。当然自分の狩りの能力が長けて巣に持ち込む獲物が多くなったり、異性を確保し子づくりの必要性に迫られると、必然的に巣の模様替えをしたり場合によっては巣の形そのものを変えてしまう。
巣の形を変えてしますことは改築行為であるが、模様替えをすることはまさにインフィルな生活であり、SI住宅と言える。

生活情況にあわせて住まいの一部を変化させて生活していくことは、なにも新しいことではないことをお判りいただけてだろうか。生活水準があがると住まいのインテリアや調度品が高価なものになっていく様子は、まさに動物本能的なことであり、自分の生活のなかで「狩り」をしてきた収穫をそこで誇示するべく行為なのである。
(つづく)

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Sky of the Tokyo (羽田)

hanada新しくなった第2ターミナル。
オーシャンビューの滑走路を蹴って空へ旅立つ。いわし雲の隙間を抜けると朝陽がまぶしい。やがてロイヤルミルクティが眠気をさましてくれた。

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December 16, 2004

「インフィル」再考(3)

デザイナーズマンションなどの広告を見ると、個性を隠したクールなライフスタイルが流行っている様におもえるが、本来住宅にそんな空間はいらない。また、商店建築や企業活動空間は別だが、住宅に関していえば建築はそういうクールな「場」を提供すべきではないと思う。一個人やそこに住む家族の生活臭が匂ってくるべき場所が「住宅」であると思う。これは、汚く散らかして生活するというのでない。個性を殺した生活空間はいらない、温もりのある空間を住建築は提供すべきであると主張したいのだ。

自分らしさが無意識のうちにかもしだされ、心地よさを感じる空間が住宅にはあるべきである。
ウサギ小屋と呼ばれた高度成長期時代に建てられた狭い公団の住宅や家々ですら、その中では個性ある生活が営まれていた。住宅公団の同じ間取りで同じ外装の四角い建物が異様なくらいに建ち並ぶ風景は、ウサギ小屋というよりはネズミ小屋の様な印象さえあった。しかし、その住居の中は狭くも個性ある空間があった。

「こやじ」はかつて公団の団地で住んでいたが、近所の家を訪ねると自分の家とはまるで異なる生活空間を持っていたのを記憶している。昭和のアナログ的生活様式をはぐくんできた住人達が、狭い空間が故に精一杯そこで個性を出し切ろうとしている息吹であったと思う。もう2003年の春に解体されてしまったが、特に青山の同潤会アパートなどは最後までそこに住む、あるいは使用する者たちの自由な発想でその限られた空間を精一杯活用していた。
(つづく)
doujunkai_ap

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December 15, 2004

SKY OF The TOKYO(東京駅)

tokyo-station
はじめの一歩。すべてここから旅立つ。
夜のライトアップが、旅人にやさしさを与えている。

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December 13, 2004

「インフィル」再考(2)

また「MUJI..」の規格住宅の展示されているモデルは、ガルバリウムの角波鋼板の外壁であり5間×3間半で本体価格が1,647万円。(51.4万円/坪)

流行の建築外壁仕様であるが、住宅規模であるとどうも一見現場で見かけるコンテナハウスのようにみえてしまう。
そう思うと、当然基礎工事までを含む価格であろうが、この価格はつらい。

シンプルなデザインを追及している故、このような外壁の選択となってしまったのであろう。「こやじ」的にはもっとオーガニックな外壁を「MUJI..」に選択していただきたかった。

たとえば、思い切って緑化した外壁とか個性的な曲線のアウトラインを持った珪藻土系の塗り壁の仕上げとか...。
こんど鉄筋コンクリート造の住宅を発表するようだが、規格住宅でなく、任意な場所に好きな形の窓が設置できたり、壁のハツリ仕上げができたり、住人のわがままが形となってあらわれる商品を期待したい。

今秋の規格住宅は、スケルトン&インフィルの思考で建てられているが、スケルトン部もインフィル部も「MUJI..」であると、こざっぱりし過ぎて、失礼ながら「MUJI..」+「MUJI..」=無?って感じがするのは「こやじ」だけであろうか?

「MUJI..」を否定しているのではない。本来の「MUJI..」のコンセプトが見えなくなってしまっている気がするのである。
何もしないデザインを生活の身近な場所に添えることで、個々の充実した「生活」をデザインするのが本来「MUJI..」のコンセプトでないだろうか?

「こやじ」としては頑固に、「スケルトン&インフィル」のインフィルは『生活の精神的充実』と捕らえたい。
建築の形としてそれが、間仕切りであろうとインテリアであろうと、住人の個性ある生活そのものと生活に対する考え方や気持ちの組み方が「インフィル」という考え方。

建築主体で生活があるのではなく、あくまでも生活を演出するために建築空間があって欲しい。
都会のゴチャゴチャした殺伐とした空間の中に紛れて建つ住宅空間の中に、「MUJI..」のシンプルなデザインがあってこそ都会生活者は自分自身の生活を見出せるのであると思う。

内外装も無個性な建築空間を選択する場合、相当個性あふれる充実した生活をしていないと、ちょっとコワイ気がする。現在の「MUJI..」の規格住宅の販売の仕方は、パーツやアイテムのカッコ良さだけがあまりにも先行してしまっているように見える。
今は、カッコ悪さ=個性の時代であり、売り物になる時代に移行していると感じている。
(つづく)

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December 12, 2004

Sky of Tokyo (日本橋)

nihonngashi0
レトロなライトアップがおしゃれ!
ショッピングを楽しく演出している。

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December 09, 2004

「インフィル」再考

小春日和というか、小夏日和になった日曜日に新しくできたCHANELのビルを横目に通り過ぎ、有楽町にある無印良品の店に行って規格住宅を見てきました。
店舗の1階の吹き抜け部分に2階建てで構造はSE構法という木造を採用し展示されていました。

「MUJI...」らしくスッキリと納まったディテールで白系色の仕上がりである。
スッキリというのには訳がある。住宅をつくるにあたり「編集」と「インフィル」(この場合は『いっぱいに満たす』とうい意)の方法をテーマにしているからだ。

「スケルトン&インフィル」の住宅(以下SI住宅)として、『生活の変化に応じて間取りを自在に変化させることのできる新しい住まいである。』とカタログに謳っている。ん?ちょっと待ってよ!と感じた。提案しているSI住宅は高齢者や幼児にとって決してつかいやすいデザインではないからだ。

一番象徴的なのは、階段と吹き抜け周囲の手すり。最近の住宅はお決まりの様に吹き抜け空間とデザインされた「見せる階段」があるが、同じように「MUJI..」の場合すべての35パターンに必ずこれがある。これって根本的に幼児や高齢者にはあまり都合のよいものでは無い。とても生活の変化に追従している様には残念ながら感じなかった。

実際、真っ白いシンプルな角パイプで構成された吹き抜け部の手摺は、安全の為カタログには無いネットが張られていた...。少子高齢化時代の今のニーズを考慮すると、少し残念である。
提供している住宅のデザインは限られた年代層をターゲットとした「インフィル」の気がする。
(つづく)

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December 08, 2004

「スケルトン&インフィル」って何?

「スケルトン&インフィル」という新しい発想が今、建築界というか住宅業界で流行っている。
業界でいう「スケルトン:Skeleton」とは(骨格)であり、梁・柱・壁・床など建物を構成する構造体を示す。一方、「インフィル:Infill」は([空間]をふさぐ)という意味を持ち、内装・インテリア・設備・間取りといった可変的な部分を示す。

一般的に「スケルトン」と「インフィル」では根本的に建材自体の寿命が異なるし、現代の高度情報化時代の中で多種多様な個々のライフスタイルが存在する。であるから、住民は単一な間仕切りや内装、インテリアの空間では生活ニーズに合わなくなってしまっている為、「スケルトン」はしっかり作りましょう、「インフィル」は自由な発想でニーズにあったものを選びましょう。という発想である。
そんな工法で作られる住宅などは略して「SI住宅」と呼ばれている。

でも、これって本当に新しい発想であろうか?「こやじ」的には全然新しいとは思わない。
商売上手な誰かが、格好いい名称を考えて国土交通省と手を組んで「スケルトン&インフィル」を流行らせているように思えてしまう。「スケルトン&インフィル」は、住宅を売るが為のキーワードになりつつあるっている今、本当にそれでいいのであろうか?

今後しばらくの間、具体的な建築やライフスタイル、デザイン等を紹介した上で「スケルトン&インフィル」について考えていきたいと思います。「スケルトン&インフィル」が本当に目指すものは?また、その先にあるものを探り「こやじ」的に建築空間の目指すものやライフスタイルを主張していきます。

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December 04, 2004

Sky of the Tokyo (神宮外苑)

jingu_gaien3.JPG
逆光に見上げると、なんとも美しく銀杏の葉が黄金に光る。
また、手前にある力強い枝のシルエットも美しい。

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December 03, 2004

sky of the Tokyo(神宮外苑)

jingu_gaien2.JPG
銀杏色にボディを染めて落ち葉を見あげ待つ。
早く足元いっぱいに黄色のじゅうたんになりますように!

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December 02, 2004

sky of the tokyo(神宮外苑)

jingu_gaien.JPG
神宮外苑の銀杏並木を木ノ葉の騎馬隊達がいっせい発進する。
晩秋のメッセージを誰に届けに行くのだろうか...。

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