October 17, 2009

有機的な建築へ

乃木坂のギャラリー・間で開催されている「Kengo Kuma Studies in Organic ~隈研吾展~」を拝見してきました。
さまざまなケーススタディの模型がたくさんあり見応えがありました。「抽象的なものから抜け出して、有機的なものへと向かいたいと考えている。」として、見る者に語りかけています。

展示されている模型を見て、幾何学的なデザインをベースにはしているもののひとつひとつの形が異なる形状であったり、不連続性をもってたりしながらも周囲の景観にマッチングしていたり、具体化された形状そのものが美しく見えるのはそういうことなのだろうと納得してしまいます。

また最近の建築ではハニカム構造の建築に着眼している様子に感じました。特にその構造から構成する「グラナダ・パフォーミングアーツ・センター」の模型に惹かれました。コンサートホール内部の模型ですが、自分が舞台に立った目線で客席を見ることができます。実際のスケールでこれを体感できるアーティストはきっと観客全員から観られている視線をものすごく強く感じることでしょう。

本日はちょうど隈研吾氏による直接のギャラリー・トークもあり賑わっておりました。今度のギャラリー・トークは11月1日(日)の予定だそうです。また、開催は12月19日までです。

0201

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 14, 2009

羽田に巨大透明人間現る…?

Photo羽田空港第1・第2旅客ターミナルで現在、デジタルパブリックアート展「DIGITAL PUBLIC ART IN HANEDA AIRPORT 『空気の港』」が開催されています。
そのひとつで極めて目立つのがこのアート。空気を可視化する「空気の人」と題するアートだそうです。

他にも実際の飛行機と同じタイミングで鳥を映像で飛び立たせたり、天井面に飛行機の形で光らせたり、自分が針となって見える時計など不思議な感覚で時空を感じさせるアートがあります。
実際に見てみないとこの感覚はわからないでしょう…。
東京大学「デジタルパブリックアートを創出する技術」プロジェクトと羽田空港とのコラボによる主催で、11月3日までだそうです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 13, 2009

CHANELに建築理論の広告

CHANELの新商品:エイジングケアコスメの広告で建築理論の「テンセグリティ」が紹介されていました。
肌のハリは内部の立体的な構造によって左右されるとして、若い肌と加齢肌を比較し、テンション(張力)とインテグリティ(統合)の重要性から「テンセグリティ」を紹介している内容です。

Tesegrity肌の弾力は細胞の張力と強度を保つことでバランスがとれることから「肌は建築物に似ている」として、エクストレム コレクシオン ファーミングのエイジングケアコスメの新シリーズ発表となっています。

美肌を追求する女性にとって、昼も夜も肌のお手入れは真剣そのものなんですねぇ…。

参考WEB:http://www.kennethsnelson.net/





| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 12, 2009

SKY OF THE TOKYO(若洲)

091011wakasu東京湾京浜港の夕空に
巨大なシルエットが浮かびあがる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 20, 2009

アイ・ウェイウェイ展から感じる中国人パワー

森美術館に開催している話題の「アイ・ウェイウェイ展~何に因って?」展に観にいってきました。
アイ・ウェイウェイ氏は、昨年行われた北京オリンピックのメイン会場:「鳥の巣」(北京国家体育場)の建設の際、スイスの建築家ユニット:ヘルツォーク&ド・ムーロンと共同で制作を行った方で、社会派的な美術家です。
彼の作品の写真撮影が条件の範囲内で可能となっていますので、様々なブログ等ですでに相当数が紹介されていますが、ここではアート作品の写真掲載は避けておきます。

私的にたいへん興味をひいたのは、彼の哲学的な思想の作品よりも、展示会のエントランスの床と壁にたくさん「鳥の巣」の建設中の写真です。
開催前にかなりの突貫工事で施工していたはずであるのにも関わらず、妙に人が写っていない無機質的に写真として納められています。

またそれらの写真からは「鳥の巣」のひとつひとつの大きな複雑な躯体PC梁をダイナミックに組み立てていく施工中の様子が確認できます。
一定の間隔で大きく「鳥の巣」のコア躯体となる部分をまずつくり、その間をPCでつないでいく順序で施工されていったのがわかりました。

複雑な「巣」の構造を大きな支保工によっていくつもささえられている様子が、そのダイナミックな建築を物語っています。
当時の建築関係者たちは、躯体がすべて繋がりこの支保工を取り外す瞬間は誰しもゾクゾクっと感動したことでしょう…。

一方、躯体ユニットを繋ぐ途中の段階で、建設中の「鳥の巣」の前で大量に躯体を壊している様子の写真もあるのですが、もしかしたら複雑な形状だけにPC躯体が合わなかった?ってことはないでしょうね…。余計な心配ですが...。
ともあれ親切な説明のない「鳥の巣」の施工中の写真から、最も中国人のモノづくりと発想力のパワーを感じてしまいました。

基本的には「鳥の巣」はヘルツォーク&ド・ムーロンの作品で、様々な建築家や芸術家の方々がその建設に携わっており、その一人がアイ・ウェイウェイ氏という位置づけが私の解釈であり、「鳥の巣」の施工中の写真は彼の作品ではないと思いますが、念のため展示会のルール通りクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの表示をしておきます。

88x31作家:アイ・ウェイウェイ
以下の写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

Aiweiwei001Aiweiwei002Aiweiwei003Aiweiwei004Aiweiwei005Aiweiwei006Aiweiwei007Aiweiwei008Aiweiwei009Aiweiwei010

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 09, 2009

SKY OF THE TOKYO(丸の内)

090908brick00090908brick01090908brick03090908brick04
















オープンしたばかりの丸の内ブリックスクエア
かつて一丁倫敦(ロンドン)と呼ばれた赤レンガの街で最初に建てたオフィスビルの「三菱一号館」の外装が復元され、夜のライトアップがとてもきれいです。

名店に囲まれて中庭に面するカルフォルニアイタリアンのA16のオープンな雰囲気、理屈抜きで好きな空間ですね…。
まさしくこれからの季節、秋の夜のお勧めスポットです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 06, 2009

板倉準三展拝見:どこかホッとする形

建築家板倉準三展~モダニズムを住む/住宅、家具、デザイン~」を拝見してきました。7月初旬から開催してましたので、やっと観にいけた…という感覚です。

さて展示のほうは、住宅:居住空間にコダワリ続けた板倉準三氏の生涯の作品を当時の図面と共に観ることができました。またその図面から板倉準三氏は技術肌というよりもやはりデザイナー肌の強い建築家であったことが伺えました。

というのは、矩計図は少なく、図面枠に余白を大きくとって描かれる住宅の立面図が多いのが印象的で、図面そのものも額縁に飾ってもおきたくなるようなアートらしさを多分に感じたからです。構造的な部分にも絵的にデザインが施されていたりもしました。

グッドデザイン賞の先駆けとなるインテリアを複数創出しているだけに、余白的な何もない空間をデザインしている数々の作品に静かな感動が湧きあがります。

また構造的に少し緊張している部分があるはずなのに、実際には見ていてホッとするような造形が多いのに気付きます。形に対する想いが相当強かったのと人間的な優しさが同居している板倉準三氏の建築を改めて発見してきました。

展示は、パナソニック電工汐留ミュージアムにて9月27日までとなっています。

090704_exhibit_3

| | Comments (0) | TrackBack (0)

«荘厳な空間に幻想的な光と音楽が…